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21世紀の階級論

マイク・サヴィジ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784492223857
ISBN 10 : 4492223851
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

経済資本、文化資本、社会関係資本―3つの資本で、階級構造をはじめて可視化!

目次 : 序論 英国階級調査に見る現代の階級/ 第1部 社会階級のヒストリー(階級の境界線はどこか―中流階級と労働者階級の違い)/ 第2部 資本の蓄積と社会階級(社会階級と経済資本/ 高尚な文化資本と新興文化資本/ 社会関係資本―ネットワークとつながり/ 新しい階級社会―資本の相互作用)/ 第3部 社会流動性(人生の山を登る―社会流動性の探求/ 大学間の格差―高等教育と能力主義/ 階級と地域格差)/ 第4部 21世紀イギリスの階級格差(頂上からの眺め―こんにちのエリート/ もがき苦しむプレカリアート―見えない人々/ 階級意識と新しいスノビズム)/ 結論 21世紀の階級の政治

【著者紹介】
マイク・サヴィジ : ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス社会学部教授と同大学国際不平等研究センター共同所長を兼任。専門は社会階級と不平等分析。マンチェスター大学、ヨーク大学で教鞭を執った後、2014年より現職

舩山むつみ : 翻訳家。東北大学文学部、慶應義塾大学法学部卒業。放送記者、新聞社の翻訳者、外国公務員を経て、現職。全国通訳案内士(英語、中国語、フランス語)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ネクロス

    読了。興味はあるが基礎知識が豊富な分野とは言いがたかったのでメッチャ読むのに時間かかった。 階級について触れること自体がスノッブな態度と見られるが、その実全ての階級が階級を意識していると言う面についても触れており、非常に示唆に富んでいる。 日本国内にも適用可能か?と言う点については行けるだろうと思う肯定派。

  • kenitirokikuti

    図書館にて、ざっと流し読み。アッパー、ミドル、ローアーという階級分けは職業とほぼイコールで、モンティ・パイソンがコントにしてた頃までは合っていた。三、四十年が過ぎ、さすがに肉体労働者の支持政党は労>保であるけれども、上流の労:保は1:5から4:5になった▲かつての趣味享受は高尚・低俗で層が分かれていた。現在は自宅で・外で、および、新興・高尚で分かれる。後者をラフに言うと、若者と中高年である。中高年は通ぶる。

  • g_eiru

    イギリスの社会における階層について。 かなり詳しく論じているので、イギリスの具体的な細かい地名がかなり登場する。日本人である僕にとっては正直どうでもいいので、そういう部分は流し読みになってしまった。 全体としては、従来の中間階級vs労働者階級といった価値観はもう古い、中間層は流動的になっていおり、更に最上位層と最下位層には激しい差がある、というのが筆者の主張 まあまあ面白かったけど、別にイギリスを具体例として説明してもらうメリットは無かったかも こういう具体的な話を聞く前に資本論を腹据えて読むべきか?

  • 人生ゴルディアス

    イギリスで行われた最近の階級調査についての分析。語彙があるとその言葉に影響され続ける社会の宿命みたいなものがずっと書かれている。階級について話題にするのは不道徳だけれど実は……みたいな。日本だとそこまで階級を表現する言葉に現実味がなく、せいぜい上級国民とDQN(これも古いけど)くらい。格差が無いというのはほとんど嘘で、どちらかと言うと本書で語られるような文化資本の格差と階級を表す語彙の少なさがある種の平等さを演出していたのではなかろうか。能力主義が実は特権の排除に貢献していない、等の分析にハッとさせられる

  • dulce_zakka

    プレカリアートな私。

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