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訣別 下 講談社文庫

Michael Connelly

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065123119
ISBN 10 : 4065123119
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ヴァンスに会いにいくと、高齢と疾病のため、老い先短いことを悟った老人から、大学生の頃知り合い、妊娠させながらも、親に仲を裂かれたメキシコ人の恋人を、あるいはもしその子どもがいれば、探してほしいと頼まれる。ヴァンスは未婚で、ほかに子孫はおらず、彼が亡くなれば莫大な財産の行方が気になるところで、もし血縁者がいれば、会社の将来を左右する事態になる。


ヴァンスに会いにいくと、高齢と疾病のため、老い先短いことを悟った老人から、大学生の頃知り合い、妊娠させながらも、親に仲を裂かれたメキシコ人の恋人を、あるいはもしその子どもがいれば、探してほしいと頼まれる。ヴァンスは未婚で、ほかに子孫はおらず、彼が亡くなれば莫大な財産の行方が気になるところで、もし血縁者がいれば、会社の将来を左右する事態になるかもしれず、そのため、会社側の利益(ひいては自分たちの利益)を優先させる行動に出る重役たちがいることが予想されるため、調査はくれぐれも極秘でおこなってほしい、と念を押される。また、この調査に関する報告は、かならずヴァンス自身にのみおこない、ヴァンス以外の人間から調査への問い合わせは一切しない旨、告げられる。

一方、同僚刑事と連続婦女暴行事件捜査を進めるなか、同一犯によると思しき暴行未遂事件が起こり、事態が急展開する。

【著者紹介】
マイクル・コナリー : 1956年、アメリカ・フィラデルフィア生まれ。フロリダ大学を卒業し、フロリダやフィラデルフィアの新聞社でジャーナリストとして働く。手がけた記事がピュリッツァー賞の最終選考まで残り、ロサンジェルス・タイムズ紙に引き抜かれる

古沢嘉通 : 1958年、北海道生まれ。大阪外国語大学デンマーク語科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    二つの事件というか主人公にかかわりのある事案の解決編ということで楽しめました。ただやはり無給の嘱託のような立ち位置であると情報などがかなり限られてくるために次回からは正規の刑事になるようです。私立探偵としての依頼事案もかなりうまく解決していきます。未解決事件の方は同じような事件が起きてその解決にうまく対応します。

  • ケイ

    上巻を読んだあとは、偉そうなことを書いたけれど… コナリーさん、ごめんなさい。やっぱり、やられちゃいました。そして、ボッシュにも。 また新作の訳が出るのを楽しみに待ちます。

  • のぶ

    下巻に入り、上巻で高齢と疾病のため、老い先短いことを悟った老人から依頼された件については、ボッシュは仲間の協力を得てどうにか解決目途が立ってくる。一方で、同僚刑事と連続婦女暴行事件捜査を進めるなか、同一犯によると思われる暴行未遂事件が起こり、事態が急展開する。このシリーズの面白いところは、ボッシュ始めレギュラーメンバーのキャラが立っていて、事件が思わぬ展開になっていくところを最後の着地も見事に決めている。本作も大変面白く楽しめた。これからも絶対に外せないシリーズですね。

  • goro@the_booby

    後半も一気読みの面白さ。ボッシュとミッキーのブラザーコンビは最強だな。急転直下、怒涛の暴行魔の逮捕劇のスピーディさにはこちらの頭もフル回転でありました。そしてもう一つの事件も鋭い観察眼でありました。老いても今なお健在のボッシュ。まだまだバッジは返せないと思えるラストは永遠の狩人のようでありました。益々冴えるコナリー御大です。

  • パトラッシュ

    (上巻から続く)何よりボッシュだけでなく、ほとんどが新キャラである周囲の面々(悪役を含む)が実によく描けている。彼らの抱える強欲、小心、憤怒、後悔等々が暴力と流血を呼び、犯罪にまつわる人間喜劇を展開するが、無給の嘱託刑事兼私立探偵というあいまいな立場のボッシュは老いたりとはいえ刑事としての勘と行動力を駆使して真相に迫る。微細な矛盾も見逃さず犯人摘発につなげる推理力も冴え、本格ミステリーの要素もあるハードボイルドという「一粒で二度おいしい」のはたまらない。これからも本シリーズの新作が出るのが毎年の楽しみだ。

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