Semiramide: Calderon / Italian International O Polito Tufano Caputo Sacchi

マイヤベーアのレアなイタリア・オペラ『セミラーミデ』
マルティーナ・フランカでのライヴ！

グランド・オペラで有名なジャコモ・マイヤベーアは、パリに進出する前はイタリアでのロッシーニのライバルとして有名でした。後年、作曲者自身がイタリア時代の作品を封印してしまったため、近年に至るまでマイヤベーアのイタリアオペラは謎となっていました。
　この『セミラーミデ』は1819年初演の作品。エジプトの王女セミラーミデは、死んだと思われていることを利用して息子ニーノに成りすましています。その状況で、バクトリアの王女タミーリを巡って、スキタイの王子イルカーノ、インドの王子シタルチェ、エジプトの王子ミルテオが争う事態に。セミラーミデは自らの正体を明かし争いを解決、自身は以前の恋人シタルチェと結ばれる、というあらすじです。
　南イタリア、マルティーナ・フランカでのイトリアの谷音楽祭でのライヴ録音。（キングインターナショナル）

・マイヤベーア：歌劇『セミラーミデ』全曲
　クララ・ポリート（S：セミラーミデ）
　アルド・カプート（T：イルカーノ）
　エウフェニア・トゥファーノ（Ms：シタルチェ）
　ステファニア・グラッソ（S：タミーリ）
　ロベルト・デ・ビアージョ（T：シバーリ）、他
　ブラティスラヴァ・スロヴァーク合唱団
　イタリア国際管弦楽団
　ラーニ・カルデロン（指揮）
　録音：2006年8月、マルティーナ・フランカ（ライヴ、デジタル）