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ハマ-タウンの野郎ども

ポール・e.ウィリス

User Review :4.0
(1)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480082961
ISBN 10 : 4480082964
Format
Books
Publisher
Release Date
September/1996
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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対話形式の記述部分は興味深く読めたが主旨...

投稿日:2021/07/01 (木)

対話形式の記述部分は興味深く読めたが主旨の繰り返しで中だるみする部分がある。納得いく内容だが解決には困難な課題だということしか私のレベルでは感想を述べられないが人を形成する環境として家庭、教育機関、地域性というものの呪縛から逃れ脱出することの困難さを痛感する。

UG さん | 埼玉県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Koichiro Minematsu

    ハマータウンの野郎どもは1970年代当時のティーン。今ではいわゆるオッサンだ。当時からイギリスに顕在化している階級社会が形成されたプロセスを教育→労働へ移行されていくところを明かにしていく。産業革命から習ってきた日本にも似たようなことが今の日本の格差社会を招いていると関連づけると、、、 やはり学び方(ワーク)、働き方(ワーク)を考える時にきてるんですかね。もう日本のオッサンですけど〜。 ちなみに我がティーン時代にはパンクロック聴いていましたね(笑)

  • おさむ

    40年以上前のイギリス・バーミンガムの労働者階級の子供たちの調査を通して、階級再生産の実態を検証した名著。興味深いのは、社会的文化的再生産論が言うところの渋々、下層の仕事に就くのではなく、自ら進んで就くということ。そこには反学校文化や、労働階級文化があること。これ、パンクロックやフーリガンにも通底するのかなあ‥‥。名匠、ケン・ローチの映画に出てくる労働者階級の人々の姿が浮かびました。ただ、マル経的な難解でこねくり回した文章表現が多く、正直読みづらかった。

  • 今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン

    読友さんのオススメ。読了後、映画「さらば青春の光」のシーンが以前とは全く違う風情で脳内再生されてしまった。学校への反抗と労働への順応が同一線上にあるものとは。ひょっとしてこれって日本のヤンキーも同じかと思ったけど、ヤンキーのように同族親族愛が強いわけではないし。ブルーカラーを自ら選択したと矜恃を持たせるのも資本主義のうまい手かも。一方的に抑圧搾取されてルサンチマンをばら撒いているだけではないところに独自のファッションなどの文化が生まれてくるのだろうなあ。だってカッコいいよね、モッズは(そこかよ。 

  • fseigojp

    これから見たら、ビートルズさえ中流階級でした

  • きいち

    学校に反抗する子たちの不合理に見える行動・進路選択の合理性と、それが外の労働者たちの論理にしっかりつながっていること、さらにはそれが「敵」である中産階級が支配する現状を変えようとするのではなく強化する方向に向かってしまう過程を、圧倒的な量の観察や聞き取りで浮かび上がらせていくパワフルな本。さすがの古典だ。◇「野郎ども」の、敵の武器であるコトバへの敵対が移民排斥の感情とつながっていることにハッとした。これが育つと、ネトウヨや新大久保で騒ぐ彼らになるのじゃないか?彼らの「合理性」を考えるヒントになりそうだ。

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