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世界を変えた100の化石 新装版

ポ-ル・d・テイラー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784767830988
ISBN 10 : 4767830982
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

まだ見たことのない化石で辿る生命46億年の歴史。細菌から恐竜、ヒトに至るまで陸のものも海のものもまんべくなく種分化、適応放散、侵入、性選択、巨大化、矮小化といった進化のキーワードを代表する化石を網羅。

目次 : 第1章 先カンブリア時代(最古の化石は生物か?/ 大酸化事変を引き起こした生命体 ほか)/ 第2章 古生代(カンブリア爆発で生まれた「奇妙なエビ」/ 陸に上がり、生き延びたムシ ほか)/ 第3章 中生代(小さいことはいいこと?/ 爬虫類から哺乳類への道 ほか)/ 第4章 新生代(化石の由来を示す「癒しの石」/ 空に進出した哺乳類 ほか)

【著者紹介】
ポール・D・テイラー : 大英自然史博物館の地球科学部門に35年間勤続。1990年から2003年まで無脊椎動物・植物部門の責任者を務めた。主な研究対象は化石種と現生種の外肛動物。進化、古生態学、化石にまつわる民間伝承にも関心をもつ

アーロン・オデア : パナマにあるスミソニアン熱帯研究所の古生物学者。化石証拠をもとに、進化の原動力の解明や、人間の影響が及ぶ前のカリブ海のサンゴ礁の復元に取り組む。熱帯における生命の歴史を探求し、理解し、伝えることに情熱を注ぐ

真鍋真 : 国立科学博物館・副館長、標本資料センター・センター長。横浜国立大学教育学部卒業、米イェール大学大学院地質学・地球物理学部修士課程修了、英ブリストル大学理学部地質学科PhD課程修了。PhD。1994年から国立科学博物館に勤務。恐竜など中生代の爬虫類、鳥類化石から生物の進化を少しでも理解しようと、化石と対話する日々を送る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たまきら

    大英自然史博物館のコレクションは本当に素晴らしく、個人的に好きな標本が何個かあるんですが(デイノケイルスの腕、ジャイアントモア)、いや〜これは読みごたえがありました。今回の発見は恐竜がイネ科の植物を食べていた証拠である糞石の顕微鏡写真です。最近復元画に草が生えてるのはそういうことなんだなあ。あと、ナポレオンがベルギーから泥棒したモササウルスがなぜイギリスにあるのかそこが知りたい…。色々ワクワクしました。面白かった!

  • くるぶしふくらはぎ

    表紙の化石は、生き物がいつから視覚を得たのだろうという、大変革期の証拠となる生き物。何故、この時には360度の視野を有していたのに、進化した私たちの視野は狭まったのかな。なんて、新たな疑問を持ちながら、地球の上で進化した生物の軌跡を辿る壮大な物語。すごいよ!

  • スプリント

    化石から姿形だけでなく生態やその時代の環境も推測できることは改めてすごいと感じた。

  • あじむ

    化石の標本とともに生物がどのような生態だったのか、どのような進化を辿ってきたのか、どんな環境だったのかなどを解説してくれています。 馴染みのある姿形をしているものもあれば、こんな生物がいたのかと驚くものもありました。さらにはこれが化石なのかと思うものもありました。いろんなものが化石になっているんですね。 写真だけではなく、実際のものを見てみたいと思わせる一冊でした。

  • みーちん

    この本には有名な三葉虫やアンモナイトはもちろん脊椎動物、虫、花、果ては排泄物や人類の足跡のようなものまで、それぞれの時代を象徴する貴重な化石が幅広く掲載されています。自然が作り出した造形美をアートとして眺めるのも、年代別に紹介される記事と併せて進化をめぐる歴史をたどるのも楽しいですが、限られた情報から当時の生物の姿や生態、絶滅の理由を探る事にとてもロマンを感じます。化石はWhat、Why、How、ifといった疑問(好奇心)や考える力を自然に引き出してくれる壮大なミステリー。

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