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ISBN 10 : 458814023X
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目次 : 第1章 主体と行為(ローマ社会における寄付―小史/ 恵与指向とは何か ほか)/ 第2章 ギリシア人の恵与指向(恵与指向以前―古典期アテナイ/ 有力者の寡頭制 ほか)/ 第3章 ローマにおける共和主義的寡頭政治(寡頭政治の政府/ なぜ高官は競技会を提供するのか ほか)/ 第4章 皇帝とその首都(自律と他律/ 服従または世論 ほか)
【著者紹介】
ポール・ヴェーヌ : 1930年南仏のエクス‐アン‐プロヴァンス生まれの現代フランスの歴史家。フランス・ローマ学院の会員となり古代ローマ史を研究、多数の考古学・文献考証学の論文を発表。パリ大学文学部助手(1957‐60)を経てプロヴァンス大学で古典語の教鞭をとる。69‐70年歴史認識論への試論『歴史をどう書くか』を執筆、アカデミー・フランセーズのエッセイ賞を受賞。76年には「年誌(アナール)」学派の第三世代として歴史ジャンルのしきたりを打破する『パンと競技場』を発表し、コレージュ・ド・フランスの教授に抜擢。現在、同名誉教授
鎌田博夫 : 1924年東京に生まれる。大阪外国語大学フランス語部・京都大学文学部文学科(フランス文学専攻)卒業。1988年東北大学文学部教授退官。同大学名誉教授。フランス共和国パルム・アカデミック勲章(シュヴァリエおよびオフィシェ)受章。2013年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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