ポスト・ソヴィエト文学研究会

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現代ロシア文学入門 自由・愛国・物語

ポスト・ソヴィエト文学研究会

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784773420487
ISBN 10 : 4773420480
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2022
Japan

Content Description

最新のロシア文学は、どうなっているのか!?ソ連崩壊からプーチン政権による強権体制、そしてウクライナ戦争。激変する社会環境の中で作家たちは、ロシアに渦巻く声を代弁してきた。最新のロシア文学案内から見えてくる、今を生きる作家たちのリアルな声を聞け!

目次 : 序 現代の中に過去を、過去の中に現代を/ 作家インタビュー 聞き手:奈倉有里―リュドミラ・ウリツカヤ/ドミトリー・ブィコフ/ 小説・戯曲/ 論考 現代ロシア文学の諸相/ 編集委員座談会 私の本棚―二一世紀のロシア文学/ エッセイ/ ロシア文学深読みキーワード集/ 関連年表/ 付録 現代ロシア文学人名地図/現代ロシア文学翻訳リスト

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 川越読書旅団

    最新のロシア文学作品・作家を紹介する。ウリツカヤのインタビューやオリガ・スラヴニコワやパーヴェル・ペッペルシテインの作品を丸々収録。またロシア・ウクライナを中心にコーカサス地方の地図を掲載し、作家の出身国が一瞥できる資料も盛り込まれ利便性もあり。今のロシア(語圏)の作家を深く理解するにとてもよろしい入門書では。

  • kazi

    最近通勤中に拝聴している文学系ポッドキャストで紹介されていた本です。ロシア文学というと19世紀〜20世紀初頭のイメージが強いが、近年はどんな作品が出版されているのか気になって読んでみました。作家へのインタビュー、小説、論考、エッセイなどなど、バラエティーに富んだ内容になっており、プーチン政権以降のロシア文学界の雰囲気が伝わってくる良い本でした。特にお気に入りはポッドキャストでも紹介されていたオリガ・スラヴニコワさんの「チェレパノワ姉妹」かな。

  • Jessica

    「所詮テクストしか残らない」と冒頭で語る作家。死んでも文書は残る、だからその為に書くのだというポジティブな捉え方でも、その逆にも捉えられますよね。 ロシアのウクライナ侵攻前からこの企画がなされ、惜しくもその最中に発行したという本書ですが、今回の件にしても、中高生の頃にロシア文学を読み続けた私としては何とも複雑な気分で、それは編者たちの丁寧な注意書きや文章からもにじみ出ていました。

  • lico

    ウリツカヤ(言わずもがな)とブィコフ(『戦争という完全な悪に対峙する──ウクライナ侵攻に寄せて』という非常に感動的なエッセイが日本語で読める)のインタビュー、短編6編、戯曲の抄訳1編、ロシア現代文学の論考、座談会、エッセイとかなり充実した内容となっている一冊。日本では90年代(アクーニン、ウリツカヤ、ペレーヴィン、ソローキン)以降のロシア文学の流れについてわかりやすく解説した本がほとんどないため、非常に画期的な入門書だと感じた。特にダニールキンの論考が年代順に作品と作風を丁寧に追っていてとてもよかった。

  • A.Sakurai

    ウリツカヤへのインタビューを読む.読書体験として詩を多くあげている.確かに作品の中でも頻繁に詩が登場している.ロシア文学の最高傑作は『大尉の娘』.もっとも幼少期に好きだったのは『ジャングル・ブック』だったそうだが.ジェンダーや社会情勢への発言が取り上げられることが多い人だが,自分ではそれほど積極的ではないという意識のようだ.★インタビュー自体はウクライナ戦争開始前だが,追加情報として開戦後にベルリンに出国したとある.

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