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政治の代償

ボブ・ウッドワード

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784532168933
ISBN 10 : 4532168937
Format
Books
Release Date
November/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

熱狂のなか、当選1回の民主党上院議員バラク・オバマは大統領に就任した。「自分たちは選挙に勝った」という慢心から、政権は大統領の権限と与党・民主党の力で政治を動かせると過信した。その結果、オバマも側近たちも「われわれには票がある」という態度で共和党と対峙し、人間関係を築かず、彼らを仲間に引き込むどころか政策協議から追放してしまう…。2009年のオバマ大統領就任以降、混迷を極める米国の中央政界で何が起きているのか。なぜオバマは指導力を発揮できず、デフォルト危機を招いているのか。経済安定化と債務問題解決はいつになるのか。「決められない政治」に陥ったワシントンの現状を、米国を代表するジャーナリストがオバマ大統領への単独インタビューを交えて解き明かす。2013年9月刊行のペーパーバック版掲載の最新レポートも収録。

【著者紹介】
ボブ・ウッドワード : 米国を代表するジャーナリスト。1943年生まれ、イェール大学卒。ワシントン・ポスト紙の社会部若手時代に、同僚のカール・バーンスタイン記者とともにウォーターゲート事件をスクープし、ニクソン大統領退陣のきっかけを作ったことで知られる。このときの二人の活動から「調査報道」というスタイルが確立され、また同紙は1973年のピュリツァー賞を受賞した。ウッドワードはその後も記者活動を続け、9・11に関する報道で2002年にピュリツァー賞を再度受賞。現在は同紙副編集長の職にある

伏見威蕃 : 翻訳家。1951年生まれ、早稲田大学商学部卒。ノンフィクションからミステリー小説、軍事未来小説まで幅広い分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    地味な本だと思いますが、内容は結構あるものと思いました。共和党のブッシュが赤字垂れ流しのような施策をとっていて、オバマは議会と対立をしてそのつけは米国の貧民層が払うというという結果になっています。細かに情勢を書いてくれていますが、オバマは何がしたいのか政策を明確に出していません。この本を読んでいると、クリントンはプライベートではあまり評判がよくないものの、アメリカ財政を立て直したのは彼の政策で、ブッシュとオバマは財政再建政策を何もしなかった、という構図が明らかになります。

  • yokmin

    低所得者層への配慮など全く頭にない原理主義の共和党と、議会とのコミュニケーションを重視しない大統領。そのツケを払うのは米国民。日本と比較して政治の貧困度はどちらがどうなんだろうか。 「消費税 政と官との「十年戦争」」清水真人著を読んだうえで比較してみようと思う。日本語訳がこなれていないので、読みづらい。 この本は本当にボブ・ウッドワードがすべて執筆したのだろうか。大統領インタビューやエピローグ部分など一部だけのような気がする。

  • Isamash

    ボブ・ウッドワードによる2012年著作の訳本。オバマ政権下の共和党との財政に関する詳細な攻防を描いてる。外交や戦争には触れてなくて面白みには欠ける。ただ大きな政府を標榜する民主党と小さな政府目指す共和党の違いをより鮮明に理解できた。また民主主義の本家でも政府と議会(共和党過半数の下院)が本格的に対立すると、政策が全く動かなくなってしまうことを知った。そして選挙ある国の共通事項として増税と経費削減がいかに政治的に難しいかを肌感覚として理解。どう富を分配するかが政治の本質であることを少し分かった様な気がした。

  • takao

    ☆オバマ政権は財政赤字への本格的な取り組みは先送りした。 ☆選挙に勝ったことで、野党への歩み寄りをしなかったため、協力が得られなかったせいである。

  • 暇人

    なぜ本書で書かれているようなことが日本であまり紹介されないのだろうか?それが不思議だ。結構古い本だが、何にいらついた投票行動だったのか今の状況を生み出した大きな原因がよく分かる。議会での経験が浅い者が議会軽視により決められない政治を作り出してしまった。頭がいいだけではどうにもならない。海外にも舐められ、あげくにレームダックすら早い段階で招いてしまう。嫌気がさした国民の正直な反応なのだろう。

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