Books

優等生は探偵に向かない 創元推理文庫

ホリー・ジャクソン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488135065
ISBN 10 : 4488135064
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

高校生のピップは、友人から失踪した兄ジェイミーの行方を探してくれと依頼され、ポッドキャストで調査の進捗を配信し、リスナーから手がかりを集めることに。関係者へのインタビューやSNSも調べ、少しずつ明らかになっていく、失踪までのジェイミーの行動。やがてピップの類い稀な推理が、恐るべき真相を暴きだす。『自由研究には向かない殺人』に続く傑作謎解きミステリ!

【著者紹介】
ホリー・ジャクソン : イギリス、バッキンガムシャー出身の作家。子どものころから物語を書きはじめ、15歳で最初の小説を完成させた。ノッティンガム大学で言語学と文芸創作を学び、英語の文学修士号を取得。2019年に刊行したデビュー作『自由研究には向かない殺人』は英米でベストセラーとなり、2020年のブリティッシュ・ブックアワードのチルドレンズ・ブック・オブ・ザ・イヤーを受賞したほか、カーネギー賞の候補作となった。現在はロンドンに住む

服部京子 : 翻訳者。中央大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • W-G

    三部作らしく、内容も前後の作品ありきなので、最終作があまりに酷ければ共倒れになる可能性はあるが、単体としてもしっかり面白い。ピッパがもはや有名人となり、一作目の魅力であった、友人や家族との交流場面が少なく、セミプロみたいなスタンスで捜査だけを進める序盤は、どうしても前作と比較してしまい見劣りする。事件の関係者ではなくなったラヴィの存在感の薄さも気になる。しかし、中盤以降は展開に起伏が出てきて本領発揮。次に向けてあえて回収していないと思われるエピソードたちが、どういう結末を迎えるのか、気になって仕方がない。

  • ヴェネツィア

    『自由研究には向かない殺人』の続編。いきなりこの巻から読めないことはないが、序盤で前作についてのかなり詳細な報告があり、また人間関係等も前作を受けているので、やはり順当に第1巻から読む方がいいだろう。物語の舞台も、前作同様のリトル・キルトンであり、登場人物の多くも再登場、というか彼らは引き続きこの町に住んでいる。つまり、狭い世界に起こる事件―今回は行方不明事件である。探偵役のピップは今回も捜索にあたるが、事件そのものも捜査方法も前回よりは地味である。今回は半ばは公開捜査の手法をとるが、そのことは社会性の⇒

  • stobe1904

    【このミス第5位】楽しみにしていたシリーズ2作目。友人の兄が失踪したが警察には取り合ってもらえず、捜査を頼まれ仕方なく捜査を始めるピップだが…。前作よりミステリとしての建付けがシンプルなため、後半のヒネリが上手く機能し、謎解きとしての面白さにつながっている。SNSを駆使して捜査を行うピップだが、司法システムの矛盾や為されるべき正義と真実への苦悩がピップの瑞々しい感性で描かれるさまは前作同様、共感力に溢れている。3作目でこのピップの物語がどのようにクローズするのか、期待が高まる。★★★★★

  • エピファネイア

    前作「自由研究には向かない殺人」で過去の事件の真相解明に大活躍した一方辛いことも多く体験した高校生ビップ。その後の生活にそのことが影響するのは当然で、前作からの連続性という点でこの続編はよくできていると思う。だからこそ1作目から順番に読んでほしいシリーズである。今回のビップは前作以上に大胆果敢に行動する。なかにはさすがにやり過ぎ(ほぼ犯罪)というのもあった。それを暖かく見守りながら冷静さを失わないラヴィの存在が際立っていた。小さな街の分断を予感させる結末だが、最終巻でどのように着地させるのか引き続き注目。

  • タツ フカガワ

    前作の後日談から始まる続編は女子高生ピップが、失踪した友人の兄ジェイミーの行方探しに挑む。いまどきの高校生らしくスマホやポッドキャストを使ってジェイミーの足跡を文字通り一歩一歩辿っていく調査が面白い。そのうえ語り口のうまさと構成の妙で読む手が止まらない。そうして迎える結末は、1作目の興奮が蘇ってくるようです。ピップ・シリーズは3部作のようで、次作が今から楽しみ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items