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ISBN 10 : 4334104207
Content Description
人語を解するネコのムルが執筆した回想録と、架空の音楽家クライスラーの伝記とが交差するホフマンの長編代表作。ムルは飼い主の先生の書物から文字をおぼえ、書斎の本を読み漁って知識を蓄え書くことを習得する。そして、「ドイツ教養小説」の定型にしたがった自伝を記そうとするのだが、そのとき、楽長クライスラーの伝記を吸い取り紙や下書きに使ってしまい‥‥。豊富な訳注と抜群に読みやすい訳文でホフマンの世界を堪能する。
【著者紹介】
エルンスト・テオドール・アマデウスホフマン : 1776‐1822。ドイツの作家。ケーニヒスベルク生まれ。2歳のときに母の実家に引き取られる。ケーニヒスベルク大学法科に入学後、もっぱら作曲や楽器演奏、絵画に励む。卒業後、司法官試補を経て陪席判事に任じられる。1804年、南プロイセン政庁参事官としてワルシャワ入りし、2年後、ナポレオン軍のワルシャワ侵攻のために失職。劇場音楽監督の職を求めてバンベルク劇場と契約。支配人補佐の地位を得た後、作曲家、演出家として活躍する。1814年『カロ風幻想作品集』を出版。旺盛な作家活動を展開し、一躍、流行作家となる。その後、ベルリン大審院判事に復職した。46歳で、脊椎カリエスのため死去
鈴木芳子 : 1987年、早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。翻訳家・ドイツ文学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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みつ
読了日:2025/04/10
フリウリ
読了日:2025/08/23
アドソ
読了日:2025/01/27
ハッカ飴
読了日:2025/01/24
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読了日:2024/09/23
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