Product Details
ISBN 10 : 4122066670
Content Description
この書物は、十四、五世紀を、ルネサンスの告知とはみず、中世の終末とみようとする試みである。中世文化は、このとき、あたかも思うがままに伸びひろがり終えた木のごとく、たわわに実をみのらせた。古い思考の諸形態がはびこり、生きた思想の核にのしかぶさり、ひとつのゆたかな文化が枯れしぼみ、死に硬直する―。(「第一版緒言」より)。
目次 : 信仰生活のさまざま/ 信仰の感受性と想像力/ 盛りを過ぎた象徴主義/ 神秘主義における想像力の敗退と実念論/ 日常生活における思考の形態/ 生活のなかの芸術/ 美の感覚/ 絵と言葉/ 言葉と絵/ 新しい形式の到来
【著者紹介】
ホイジンガ : 1872年、オランダに生まれる。1905年、フローニンゲン大学教授。1915年、ライデン大学外国史・歴史地理学教授。古代インド学で学位を得たが、のちにヨーロッパ中世史に転じ、1919年に『中世の秋』を発表し、大きな反響を呼ぶ。ライデン大学学長をも務める。1945年、死去
堀越孝一 : 1933年、東京に生まれる。東京大学文学部西洋史学科卒、同大学大学院西洋史学博士課程修了。茨城大学、学習院大学、日本大学をはじめ、多くの大学で教鞭をとる。学習院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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kasim
読了日:2019/12/16
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読了日:2025/07/28
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