Product Details
ISBN 10 : 4122066662
Content Description
二十世紀を代表とする歴史家ホイジンガが、フランスとネーデルラントにおける十四、五世紀の人々の実証的調査から、中世から近代にかけての思考と感受性の構造を、絶望と歓喜、残虐と敬虔の対極的な激情としてとらえ、歴史の感動に身をおく楽しみを教える。中世人の意識と中世文化の全像を精細に描きあげた不朽の名著。
目次 : はげしい生活の基調/ 美しい生活を求める願い/ 身分社会という考えかた/ 騎士の理念/ 恋する英雄の夢/ 騎士団と騎士誓約/ 戦争と政治における騎士道理想の意義/ 愛の様式化/ 愛の作法/ 牧歌ふうの生のイメージ〔ほか〕
【著者紹介】
ホイジンガ : 1872年、オランダに生まれる。1905年、フローニンゲン大学教授。1915年、ライデン大学外国史・歴史地理学教授。古代インド学で学位を得たが、のちにヨーロッパ中世史に転じ、1919年に『中世の秋』を発表し、大きな反響を呼ぶ。ライデン大学学長をも務める。1945年、死去
堀越孝一 : 1933年、東京に生まれる。東京大学文学部西洋史学科卒、同大学大学院西洋史学博士課程修了。茨城大学、学習院大学、日本大学をはじめ、多くの大学で教鞭をとる。学習院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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kasim
読了日:2019/12/05
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