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ISBN 10 : 4122066859
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「人間は遊ぶ存在である」。人間のもろもろのはたらき、生活行為の本質、人間存在の根源的な様態は何かとの問いに、二十世紀最大の文化史家が確信した結論がここにある。文化人類学と歴史学を綻合する雄大な構想で論証し、遊びの退廃の危機に立つ現代に冷徹な診断を下す記念碑的名著。
目次 : 文化現象としての遊びの本質と意味/ 遊び概念の発想とその言語表現/ 文化創造の機能としての遊びと競技/ 遊びと法律/ 遊びと戦争/ 遊びと知識/ 遊びと詩/ 詩的形成の機能/ 哲学の遊びの形式/ 芸術の遊びの形式/ 「遊ビノ相ノモトニ」見た文化と時代の変遷/ 現代文化における遊びの要素
【著者紹介】
ホイジンガ : 1872年、オランダに生まれる。1905年、フローニンゲン大学教授。1915年、ライデン大学外国史・歴史地理学教授。古代インド学で学位を得たが、のちにヨーロッパ中世史に転じ、1919年に『中世の秋』を発表し、大きな反響を呼ぶ。ライデン大学学長をも務める。1945年、死去
高橋英夫 : 1930年(昭和5)、東京に生まれる。東京大学独文科卒業。文芸評論家。『批評の精神』(中公叢書、1970年)で亀井勝一郎賞、ケレーニイ『神話と古代宗教』(新潮社、1972年)で日本翻訳文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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