Product Details
ISBN 10 : 456008274X
Content Description
映画がなければカフカは生まれなかった。カフカは映画が好きだった。観た映画も日記や手紙からわかっている。映像表現から想を得た手法が彼の作品には随所に見られる。もしカフカが映画に「恋して」いなかったら。映画と文学を考える刺激的な一冊。
目次 : 序章 オープニング・クレジット/ 第1章 動くイメージの美学/ 第2章 映画のまなざしの練習―『観察』/ 第3章 交通と映画―『街道の子供たち』『失踪者』『審判』/ 第4章 追跡劇―『失踪者』/ 第5章 ドッペルゲンガー―『審判』/ 第6章 身振りの映画劇場―『兄弟殺し』/ 第7章 ステレオスコープ的視覚―『猟師グラッフス』/ 第8章 トランシルヴァニアの測量士―『城』/ 第9章 エンドクレジット
【著者紹介】
ペーター=アンドレ・アルト : 1960年生まれ、ベルリン自由大学の教授(ドイツ文学)で、現在は学長職にある
瀬川裕司 : 明治大学教授。専門はドイツ文化史・映画学。著書に『美の魔力―レーニ・リーフェンシュタールの真実』(パンドラ、芸術選奨新人賞)ほかがある。2003年ドイツ政府ジーボルト賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Tonex
読了日:2016/01/04
メルセ・ひすい
読了日:2013/05/29
rinrin
読了日:2015/01/02
takao
読了日:2018/10/03
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