ペーター・ヴォールレーベン

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樹木は地球を生かしている

ペーター・ヴォールレーベン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784152102706
ISBN 10 : 4152102705
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

環境問題が深刻化するいま、樹木は人類に何を語るのか?また、「木材は環境に優しい」「木を伐採しても、植林すれば森は再生する」「人工林でも森の生態系は維持できる」は、果たして本当なのか―ベストセラー『樹木たちの知られざる生活』の著者が、長年の観察と最新科学を交えて明かす、木や森をめぐる真実と環境問題解決のための具体策。

目次 : 第1部 樹木の知恵(樹木が迷うとき/ 数千年の学び/ 種に書きこまれる知識 ほか)/ 第2部 林業の盲点(追いつめられた林業/ ブナ林での大量伐採/ ドイツはスーパーツリーを探している ほか)/ 第3部 未来の森(一本の木の大切さ/ 全員が同じ方向へ進む必要があるのか?/ 新しい風/ 森はふたたび戻ってくる/ 森林に対する無知と慎重さについて―ピエール・イービッシュによるエピローグ)

【著者紹介】
ペーター・ヴォールレーベン : 1964年、ドイツのボンに生まれる。大学で林業を学び、20年以上、森林管理官として働いた経験をもつ。現在は、自ら設立した森林学校で、イベントや林業従事者向けのコンサルティングを行なうほか、世界各地で天然林の再生を促す活動を展開している

岡本朋子 : ドイツ語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • izw

    地球の気候変動を押さえるには、樹木が非常に重要な役割を果たす。単一の樹木を植林した人工林は脆弱であり、二酸化炭素削減効果も小さい、人の手の入らない天然林に戻すことが重要だと主張している。植林を進める林業界の施策を厳しく批判しているが、天然林化を進めると、木材を利用する「林業」はどうしていけばよいのか、という疑問が残る。天然林を増やすと共に、人工林をどう混ぜるか、という議論が必要なのではないかと思うが、対立の構図しか描かれていない。著者の理論の妥当性が認知されないとその先に行かないのだろうか。

  • kamekichi29

    原生林の保存と、人が手を加えない自然による再生を訴えている。植林、伐採の繰り返しでは環境をさらに悪化させるという。 前作は森に関するエッセイだったけど、本作は森の環境時事問題の本という感じもする。

  • Humbaba

    いくら調査をして判断したとしても、その判断が誤りであるという可能性はゼロにはならない。まして自然環境を相手にした場合、どうしても予想外の結果というのは生じがちである。結果出るまでに時間がかかり、しかも変えようと思っても簡単には変えられないものだからこそ、できるだけ長い目線で調査を行い、兆候が現れたらそれを逃さずに適切な方向に進んでいるかをよく検討する必要がある。

  • Sosseki

    前作が自然科学的だったのに比べ、本作は、どちらかというと政治的、経済的だった。自然は複雑で、まだまだ分からないことも多いのだろうが、研究が政治や経済に左右されるのは嘆かわしい。アスファルトで覆った土壌の回復に長期間かかると聞いたが、踏み固められた土壌も回復が難しいとは!林業や農業、人間の生活と森をどうバランスを取るのか、難し過ぎる。私は筆者ほど希望は持てないかも。

  • ルーシー

    森、樹木、ドイツの森も日本とあまり変わらないのかなと感じました。 太陽光発電所が、山の所にあちこちありますが、やっぱり山は、山であるべきです。

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