ペーター・ヴァン・デン・エンデ

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Books

旅する小舟

ペーター・ヴァン・デン・エンデ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784763021281
ISBN 10 : 4763021281
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    2020年の〈ニューヨーク・タイムズ〉と〈WSジャーナル〉のベストブックということで読みました。シュールでモノクロでありながら、夢と冒険に溢れた大型絵本、一読の価値ありです。 https://www.kyuryudo.co.jp/shop/shopdetail.html?brandcode=000000002035&search=&sort=

  • やすらぎ

    たった一切れの紙を折って作られた小舟の旅立ち、それはこれから大海原を駆ける人生そのものである。何も知らない世界を一つひとつ経験し、誰を信じていいのかもわからず進むしかなく、時に偶然の救いの手が差し伸べられたとして、また荒波に沈んでいく。すべては美しく繊細なもので形作られている星。人間は攻撃性と調和の狭間でいつまでも揺れ動いているが、常に孤独を背負っている。今日は何処へ向かい、明日は何処を彷徨い、行き着く先もわからないままに流されている。しかし、そこには必ず意味があるのだろう。ここに今、生きているのだから。

  • アキ

    2020年ニューヨーク・タイムズ・ベストブック。岸本佐和子翻訳。圧倒的な想像力と単色の細密画。折り紙でできたような小舟が世界の海を旅するモノクロ絵本。海面下には独創的な生き物や珊瑚礁やチンアナゴ、擬人化された魚もいる。オーロラと星降る夜の海、巨大な氷河の脇を通り、時にはサーフィンのようにトンネル状の波乗りをして、稲妻の夜には紙飛行機のように空を飛び、くらげやタコに弄ばれ、大きな客船の横をすり抜け、ヴェネツィアのカーニバルのような夜に、海辺の小さなお家に帰宅。大海原を共に旅した気分。言葉のない、海の冒険譚。

  • けんとまん1007

    圧倒的な時間と密度。作者の思いとエネルギーで溢れかえっている。それを、どう受けとり、どう考えるのか・・・を、問いかけられた気分。小舟が象徴するものは、何だろうと考えてみる。自分自身であり、本を通して流れゆく旅は、日々の営みそのもののように思う。漕ぎ出す不安と勇気・決断。モノクロームだからこそ伝わってくる世界がここにある。

  • ☆よいこ

    サイレント絵本。巨大な母船の甲板で大きな紙船を折る。海原に乗り出す紙船はなめらかに海上を進んでいく。巨大な魚達に助けられ、運ばれていく。海の中には多様な生き物がうごめき、ささやきあい、絡み合い、生きている。紙船はあまたの出会いを経て進んでいく。時には海の中に沈み、助けられたりもした。やがて大きな船舶がいる港につき、街明かりの灯る運河へはいる▽細かい描画線画で埋め尽くされた海の描写は圧巻。狂おしいほどの描き込みに目を見張る。装幀デザインはクラフト・エヴィング商會。2021年発行

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