Product Details
ISBN 10 : 4501110902
Content Description
本書は、雷害防護のための実践的指針をわかり易く説いた啓蒙書であり実用書である。特に、具体的実例を挙げて、様々な条件下における雷害防護の定量的指針を示している。
目次 : 雷研究と雷保護の発展/ 雷セルの発生/ 雷放電/ 落雷頻度と警報/ 落雷の電流特性値/ 磁界/ 雷チャネルの電磁界/ 建物雷保護の原理/ 雷捕捉装置/ 避雷導線/ 接地/ 雷保護等電位化/ 磁気遮蔽/ 接近/ 雷保護部品及び保護装置の試験方法とインパルスジェネレータ/ 人身に対する雷保護/ ドイツ連邦共和国における雷保護規定
【著者紹介】
ピータ・ハッセ : 工学博士。1940年生。ベルリン工科大学にて電気工学/強電技術を習得。引き続き、1965年より1972年まで、当地のアドルフ‐マシュース研究所にて高電圧工学及び強電機器研究助手として勤務し、学位を取得した。1973年、ニュルンベルグ+ノイマルクト市、デーン+ゼーネ社に入社、現在この会社の常務取締役。当社における主要業務は、雷保護、接地、過電圧保護及び電気設備作業用保安装置の分野である。これらの業務の成果は、数多くの特許の中に示されている。ABB、DKE/VDE、NE及びIECのような技術的、学術的協会及び学会の組織の中で、国内、国際的な規格化において、重要な役割を担っている。彼は「VDE(ABB)における雷保護及び雷研究委員会」の幹部メンバーであり、IEC TC81「雷保護」及びIEC SC37A「低電圧サージ保護デバイス」におけるドイツ委員である。数多くの科学的研究、開発プロジェクト、実際の検証の結果を、個別の講演、数日にわたるセミナー、会議及び論文誌への寄稿によって、国内外に発表した
ヨハネス・ウィジンガー : 工学博士。1936年生。ミュンヘン工科大学において電気工学を習得。ジーメンス社に2年間勤務の後、1963年よりミュンヘン工科大学にて、研究助手、上級技術者として勤務、1970年より同大学の高電圧及び装置技術研究所研究委員として勤務。1966年、学位取得、1970年、高電圧技術の専門分野における教授資格取得。1975年、ミュンヘン防衛大学の招聘を受け、電力エネルギー供給研究所において高電圧技術及び電気設備に関する講座を担当。研究においては主に、自然雷の測定及び解析、研究所における雷作用の再現のための試験回路開発に携わり、雷保護技術の広範な専門分野にわたる問題の講座を担当。1984年から「VDE(ABB)における雷保護及び雷研究委員会」の委員長であり、一連の国内、国際規格委員会において指導的な役割を務めている。彼は科学技術協議グループのリーダとして、複雑な電子システムを有する大規模装置の雷保護及び過電圧保護コンセプト作成にも携わる
加藤幸二郎 : 東京大学工学部電気工学科卒業(1954)。富士電機(株)入社(1954)。同社松本工場第2製造部長(1973)。同社汎電事業部半導体部長(1977)。同社電子事業本部技師長(1984)。中央防雷(株)専務取締役(1998)
森春元 : 東京工業大学(旧制)電気工学科卒業(1952)。工学博士(1989)。富士電機(株)電子応用開発部長、電子・制御センター所長、技術研修所長を歴任。帝京科学大学教授(1991)。同大学名誉教授(1999)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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