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キム・フィルビー かくも親密な裏切り 中公文庫

ベン・マッキンタイアー

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122074897
ISBN 10 : 4122074894
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

今もって英国情報部はフィルビーのトラウマから脱していないと言われている。

この伝説的スパイについては多くの書物が書かれ、数々の小説のモチーフともなってきたが、本書はまったく新たな視点――フィルビーと無二の親友だったMI6同僚のニコラス・エリオットとの関係に光を当てること――で、厚みのあるフィルビー像を描き出している。

読めば読むほど、スパイ活動の知られざる実態とともに、人間心理の不可解さに驚愕すること必至。



巻末にジョン・ル・カレによる「あとがき」収録。

【著者紹介】
ベン・マッキンタイアー : イギリスの新聞タイムズでコラムニスト・副主筆を務め、同紙のニューヨーク、パリ、ワシントン特派員の経験も持つ。諜報戦を扱った著作に定評がある

小林朋則 : 翻訳家。筑波大学人文学類卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ばんだねいっぺい

    読ませる。「背信中毒」というが、アルコール摂取量を見る限りは、並外れたド根性の賜物だったのではないか。手紙一枚でたくさんの人が死ぬ世界。とても恐ろしい。ル・カレの小説を読んでいたので二重に楽しめたところがある。スパイには、なりたくないものだ。

  • TK39

    イギリスの情報機関MI6の働くソ連のスパイであるキム•フィルビー。若い頃に落合信彦の本でフィルビーの事を読んだ記憶があり、購入。自分以外のあらゆる人間を騙してきたが、本を読む限り、全く自責の念も持たない。イギリスの上流階級であるフィルビーはなぜ共産主義をそこまで信じ、祖国を裏切ったのか?イデオロギーとは恐ろしい。それとも二面性を持っていることに疑問を持たない変人か?

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