ベンジャミンアリーレ・サエンス

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アリとダンテ、宇宙の秘密を発見する

ベンジャミンアリーレ・サエンス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784093567442
ISBN 10 : 4093567441
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

1987*88年夏。心揺れ動く15歳の少年たちの出会い、葛藤、友情、愛。すべての世代に刺さるLGBTQ+小説の金字塔!

【著者紹介】
ベンジャミンアリーレ・サエンス : アメリカの詩人、小説家、児童文学作家。1954年、ニューメキシコ州生まれ。コロラド州の神学校で哲学を、ベルギーのソーヴェン・カトリック大学で神学を学び司祭を務めた後、テキサス大学エルパソ校、アイオワ大学で米文学や創作を学び、スタンフォード大学在学中、最初の詩集『Calendar of Dust』を上梓、1992年にアメリカンブックアワードを受賞。以後、詩集、児童文学、小説など多数の著書を発表している。本作『アリとダンテ、宇宙の秘密を発見する』はラムダ賞他多くの賞を受賞し、ベストセラーになり映像化も進行している。2021年には続編『Aristitle and Dante Dive into the Waters of the World』を発表、NYTベストセラーYA部門で1位を獲得

川副智子 : 早稲田大学文学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆よいこ

    YA。LGBTQ。1980年代メキシコ系アメリカ人の少年たち。アリストテレスとダンテなんてシャレてる▽15歳のアリ(エンジェル・アリストートル)はブールで出合ったダンテ(ダンテ・キンタナ)に泳ぎを習う。アリは戦争のPTSDに苦しむ父親と、刑務所に入った兄のことをいないものとしている母親に不満を抱えていた。親友になったアリとダンテだったが、夏の終わり車にはねられそうだったダンテを庇い、アリは大怪我を負う。それから1年ダンテはシカゴで過ごし、二人は手紙で友情を深める▽両親がすてき。アリかわいい(BL目線)

  • スイ

    「もしかしたら、みんなが優しいのかもしれない。もしかしたら、ぼくの父さんだって。でも、ミスター・キンタナは勇敢だ。自分が優しいことを全世界に知られようとおかまいなしなのだから。」 美しい文章で綴られた、10代の少年たちと彼らの家族の物語。 時代設定が少し前で、更に原作の出版から邦訳の出版までに時間差がかなりあるため、時折違和感もあるが、LGBTQ+の人々への抑圧は現在もさして変わっていないことに胸が痛い。 優れたYA小説の例に漏れず、大人も読むべき作品だった。 続編も翻訳されますように!

  • ぱに

    素晴らしかった!瑞々しく荒削りなアリの感性が鮮烈に描かれていて、読んでいる最中、どれほど胸を打たれたかわからない。あまりにも美しく真に迫る言葉の連続に目が覚めるような衝撃だった。15歳の生きづらさに胸が苦しくなるほどだったけど、アリが導き出した答えにたどり着いたときには本当に心が晴れ渡って行くよう。ヤングアダルトは子どもが成長していく物語だけど、それを取り巻く大人の成長物語でもある。だから大人になった今もこんなにYAに惹かれてやまないのかな。映画化、続編もあるそう。めちゃくちゃ楽しみ。超!良本!オススメ

  • モルテン

    1987年、アメリカ南部の町エルパソ。メキシコ系のアリは15歳。友人はなく、両親(主に父)のことが理解できないでいる彼は、夏休みにプールで同い年の少年ダンテと出会う──。文章が美しい。特に会話文が不思議なつながりの台詞に思えて、作者は、というよりアリは、世界をこのように捉えているのかとしんみりする。10代の少年が、大切な人と・両親と・大人と・同年代と・社会と・世界と、なんとかやっていこうとしている姿が、彼の一人称で描き出される。美しい。美しい小説。

  • セイ

    読んで良かったと最大限に感じる本でした。まだ半年しか経ってないけど、今年の1番はこれじゃないかと思います。情景の浮かぶ綺麗で優しい文章と表紙で。アリとダンテが過ごした日々が切なく感じます。心がギュッとなるお話でした。たくさんの人が読むといいなぁって思います。

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