Beatrice et Benedict : Pelly, Manacorda / London Philharmonic, d'Oustrac, Appleby, P.Sly, Karthauser, etc (2016 Stereo)(Glyndebourne)

ベルリオーズ:『ベアトリスとベネディクト』〜グラインドボーン2016
日本語字幕付き

「ベアトリスとは絶対結婚しない」と誓った男ベネディクト、彼に恋するも素直になれない女ベアトリス。本当はお互い好きなのに意地を張ってしまってケンカをする2人。周囲の人々は2人を結び付けようと躍起になり「2人にはそれぞれ別に好きな人がいる」と噂を流します・・・。1860年の夏、バーデン＝バーデン音楽祭の主催者ベナツェから「短いオペラ」の作曲を依頼されたベルリオーズは、30歳の頃に着想し、そのままになっていたシェイクスピアの「空騒ぎ」のオペラ化を進めることにしました。完成までに1年半を要したこの作品には、晩年のベルリオーズが至った諦観や虚無といった心が反映されています。
　この上演では、登場人物たちが身に着けている1950年代の衣装が、どれも灰色でデザインされており、軽妙なやりとりの中にも強い孤独感が透けてみえるような仕掛けになっています。（輸入元情報）

【収録情報】
● ベルリオーズ：歌劇『ベアトリスとベネディクト』全曲

　ベアトリス…ステファニー・ドゥストラック（ソプラノ）
　ベネディクト…ポール・アップルビー（テノール）
　クラウディオ…フィリップ・スライ（バス・バリトン）
　エロー…ゾフィー・カルトホイザー（ソプラノ）
　ソマローネ…ライオネル・ローテ（バス）
　ドン・ペドロ…フレデリック・カトン（バス）
　ユルシュール…カテリーナ・ブラディック（メゾ・ソプラノ）
　グラインドボーン合唱団
　ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団（コンサート・マスター：ヴェセリン・ゲレフ）
　アントネッロ・マナコルダ（指揮）

　演出・衣装：ローラン・ペリー
　装置：バルバラ・デ・リンバーグ
　照明：デュエイン・シュラー

　収録時期：2016年
　収録場所：グラインドボーン歌劇場（ライヴ）

● 特典映像『ベアトリスとベネディクト〜再発見された名作』

　収録時間：本編118分、特典11分
　画面：カラー、16:9
　音声：PCMステレオ、DD5.1
　イタリア語歌唱
　字幕：英語、フランス語、ドイツ語、韓国語、日本語
　NTSC
　Region All