サルトルの世紀

サルトル・リバイバルに火をつけた問題の書、遂に完訳。本書は巨星サルトルを軸に、より広くフランスの現代思想全体のステージをわかりやすく、また魅力的に活写。思想地図を塗り替えた世界的話題作。〈受賞情報〉日本翻訳出版文化賞（第４１回）

【著者紹介】
ベルナール＝アンリ・レヴィ : １９４８年アルジェリア生まれ。思想家、作家。１９６８年、高等師範学校入学。ジャック・デリダ、ルイ・アルチュセールに師事。１９７１年、哲学教授資格取得。『コンバ』紙のバングラデシュ特派員、母校の講師などを務めたのち、１９７３年グラッセ出版社の文学顧問に就任。同時期、フランソワ・ミッテランの専門家グループの一員となる。１９７７年『人間の顔をした野蛮』（邦訳、早川書房）で、「ヌーヴォー・フィロゾフ」の旗手としてデビュー。小説『悪魔に導かれて』（１９８４年）で、メディシス賞受賞

石崎晴己 : １９４０年東京生。早稲田大学大学院博士課程単位取得。青山学院大学文学部教授。専攻、フランス文学

沢田直 : １９５９年東京都生。白百合女子大学教授。専攻、哲学。パリ大学哲学博士

三宅京子 : １９５６年東京都生。早稲田大学大学院文学研究科博士課程後期満期退学。早稲田大学等非常勤講師。専攻、２０世紀フランス文学

黒川学 : １９５８年神奈川県生。早稲田大学第一文学部卒。東京都立大学大学院博士課程満期退学。青山学院大学・明治大学講師。専攻、フランス現代文学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）