Books

Dopesick アメリカを蝕むオピオイド危機 光文社未来ライブラリー

ベス・メイシー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334770617
ISBN 10 : 4334770614
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「夢の鎮痛薬」と宣伝されたオピオイド。本書には、医師の処方が必要なこのオピオイドがアメリカの田舎町を侵食していく過程や、製薬会社と医師の癒着、麻薬密売人も含めての共謀関係、津波のような勢いで広がっていく依存症に対してあまりにも不備が多い現在のアメリカの医療体制や医療保険制度と政治体制の現実、そして多勢に無勢を覚悟の上でこの難問に戦い続ける市民や被害者家族の苦しくも逞しい姿などが実にリアルに描かれている。

目次 : 第1部 市民対パデュー(アメリカ健忘症合衆国/ 接待攻勢/ ネット掲示板に託す思い ほか)/ 第2部 姿が見えた時はもう手遅れ(郊外への広がり/ 「イエス様が入ってくるような気分」/ FUBI(証拠があるなら持ってきな) ほか)/ 第3部 壊れたシステム(運び屋/ 限界局面/ 連絡先リストに託す希望 ほか)

【著者紹介】
ベス・メイシー : バージニア州ロアノートに拠点を置き、30年にわたり取材活動をしているアメリカのジャーナリスト。著書の『Factory Man』(2014)、『Truevine』(2016)は高い評価を得、ベストセラーとなった。ハーバード大学のジャーナリストのための特別研究員「ニーマン・フェローシップ」を含む、12を超える全米での賞を受賞。本書はロサンゼルス・タイムズ書籍賞を受賞し、カーネギー賞の候補となった

神保哲生 : ジャーナリスト/『ビデオニュース・ドットコム』代表。東京生まれ。AP通信などの記者を経て1994年独立。以来、フリーのビデオジャーナリストとして活動を続け、2000年、日本初のニュース専門インターネット放送局『ビデオニュース・ドットコム』を設立し代表に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • kenitirokikuti

    再読じゃないんだが、 ドラッグに混じる「動物用」 米オピオイド危機悪化 https://jp.wsj.com/articles/tranq-a-veterinary-drug-is-worsening-the-fentanyl-crisis-4d9f2be0 キシラジンは動物用鎮静剤。これを混ぜてコストを下げた混ぜドラッグが流行る。オピオイドじゃないから、オピオイド拮抗薬も効かない。〈キシラジンは中国の供給業者から安価で購入することができる。〉ア、アヘン戦争…

  • ふじこ

    フィラデルフィアのケンジントンをYouTubeで見て欲しい。ゾンビシティと言われるこの場所は薬物中毒者の溜まり場になっている。鎮痛剤を医師から処方され知らずに中毒者になり、高額なオピオイドから安価なヘロインに移行していく。この街はアメリカの闇だ。 製薬会社は利益の為に中毒性の高いオピオイドを真実を隠し医師を取り入れて処方させた。 その結果アパラチアからオピオイド中毒者が多発した。 そして医師から処方された薬を知らずに飲み、いつしか高校生までもが過剰摂取で命を落としている。 今のアメリカの真実が分かる本。

  • 路輪一人

    必要な全てが全部書かれてあった。疲弊して絶望した人間を救うのはコミュニティである、この予想をルポライトとして証明してくれたこの本に感謝。考えを改められました。

  • バーニング

    https://link.medium.com/T0mcb2kkfyb

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items