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ISBN 10 : 4623096084
Content Description
いまこそ、我々は記憶にとどめておかなければならない。膨大な証拠の収集、元ナチス将校の裁判、歴史を隠蔽しようとする各国首脳との闘いなど、第二次世界大戦後、裁かれることなく一般市民として生活していたナチスの戦犯たちを追い詰めたナチ・ハンター、クラルスフェルト夫妻の生涯をかけた活動の記録が自身の回想によりよみがえる
目次 : プロローグ 自由に与する者(アルノ・クラルスフェルト)/ BEATE ベアテ/ SERGE セルジュ/ エピローグ
【著者紹介】
ベアテ・クラルスフェルト : プロテスタントの両親のもと、1939年ベルリンに生まれる。セルジュとの出会いを契機にドイツにおけるナチ戦犯の問題に目覚めナチの戦犯追及者として活動。第3代首相で元ナチ官僚であったキージンガーへの平手打ち事件は有名
セルジュ・クラルスフェルト : ルーマニア系ユダヤ人の父とロシア系ユダヤ人の母のもと、1935年ブカレストに生まれ、フランスで育つ。パリ大学、パリ政治学院卒業。歴史家、弁護士、「フランス被追放ユダヤ人子息子女」協会会長。第二次世界大戦中のユダヤ人をテーマにした研究や著書多数
松岡智子 : 1960年、東京都生まれ。1983年東京大学文学部美術史学科卒業後、パリのルーブル学院留学。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程(美術史専攻)修了。2004年博士号(文学)取得。現在、倉敷芸術科学大学教授
野田四郎 : 1950年、長野県生まれ。上智大学大学院外国語学研究科修士課程(国際関係論専攻)修了。国際学修士。モントリオール大学大学院歴史学研究科博士課程修了。歴史学Ph.D.(1989年)。京都ノートルダム女子大学名誉教授。専攻は地域研究、フランス、EUおよびフランス語圏(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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