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Aiと人類

ヘンリー・キッシンジャー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784296114658
ISBN 10 : 4296114654
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2022
Japan

Content Description

ビジネスから軍事まで、人類が経験したことのない大激変が起きる。AIはすでに人類史の行方まで変えつつあるのだ―元米国務長官×グーグル元CEO×MIT学部長がいまだからこそ問いかける、私たちが向き合うべき課題と糸口とは?

目次 : 第1章 いま何が起きているのか/ 第2章 ここまでの歩み 技術と人間の思考/ 第3章 チューリングから現在、そして未来へ/ 第4章 グローバル・ネットワーク・プラットフォーム/ 第5章 安全保障と世界秩序/ 第6章 AIと人間のアイデンティティ/ 第7章 AIと未来

【著者紹介】
ヘンリー・A・キッシンジャー : 1973年9月から1977年1月まで、第56代アメリカ合衆国国務長官。1969年1月から1975年11月までは大統領補佐官(国家安全保障担当)も務めた。1973年にノーベル平和賞、1977年に文民にとって最高の栄誉とされる大統領自由勲章、1986年に米国憲法センターが自由に貢献した人物を表彰するリバティ・メダルを受賞。現在は国際コンサルティング会社キッシンジャー・アソシエーツの会長を務める

エリック・シュミット : テクノロジスト(技術専門家)、起業家、慈善事業家

ダニエル・ハッテンロッカー : マサチューセッツ工科大学(MIT)シュワルツマン・カレッジ・オブ・コンピューティング初代学部長

土方奈美訳 : 翻訳家。慶應義塾大学文学部卒業。日本経済新聞、日経ビジネスなどの記者を務めたのち、2008年に独立。2012年モントレー国際大学院にて修士号(翻訳)取得。米国公認会計士、ファイナンシャル・プランナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • きたぴー

    2022年8月、約2年半前の出版。7年前の新井氏「AI vs教科書が〜」とは異なり、技術・活用面の現状解説に加え、哲学・思想の重要性に踏み込んでいるのが印象的。技術・戦略・哲学のどれか一つが他を置き去りにしてはいけないと説く。AI開発という技術が加速度的に進み、様々な功罪を産み出すなかで、どのような制約・条件の基で開発を進めるのか?それを考える基礎となる、AIが人類にどのような変化をもたらし、どのような意味を持つのかを説明できる哲学が必要。2025年2月のAIアクションサミットの宣言に繋がったのだろうか。

  • 大森黃馨

    AIそれは例えば過去の歴史に例えると印刷技術の発明や核爆弾の開発等に匹敵刷るような人類文明にパラダイムシフトを引き起こすような絶大な出現だが我々は未だそれにどう対応するか意識の合意は行われておらずそれどころかそもそもAIの出現で世界が大きく変わるのは分かっていてもそれがどうなるのかは見当もつかない危険な状態である一刻も早く国家や企業は何を制約し何を制約しないのか更に各種概念や言葉自体も又各界で統一されていない問題も解決しなければならない、といった警告的な内容の書

  • はやたろう

    AIは、ある特定の人たちではなく、人類全体の脅威であり希望。これまでの人類が経験したエポック的な出来事が起きた時の状況と比較し、かつてない変化に見舞われることを想定している。ただ人類はそんな大きな変化に直面しているにもかかわらず、AIに対する規制も、法も、取り決めすらない。その能力の拡大は人類としての存在意義は何かという哲学的な問いとなるほどのものとなっている。知れば知るほど脅威でしかない。

  • takao

    AI支援兵器とAI兵器。AIの開発は国家安全保障上の課題になっている。

  • AKI

    情報は文脈を持ったとき、初めて知識となる。知識は確信に裏づけられたとき、初めて知恵となる。しかしインターネットには何千人、何百万人という他者の意見が氾濫し、孤独のなかでじっくり内省し、確信を育む機会を奪われている。孤独が失われると、それにともなって芯の強さ(自らの確信に忠実である強さ)も失われる。 伝統的に人間が世界を知るよりどころとなってきたのは、信仰と理性の二つ、三つ目の手段としてAIが加わる。 人間の役割を考えるとき、最も重要なのは理性ではなく、尊厳と自律性という視点に転換する必要がある。

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