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ギャロウェイ・ギャラハー シリーズ短篇集 竹書房文庫

ヘンリー・カットナー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801928893
ISBN 10 : 4801928897
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

酔えば天才、しらふじゃ凡才?酔いどれ科学者とうぬぼれロボットが巻き起こす珍騒動。初訳1篇を含むシリーズ全5篇を収録。

【著者紹介】
ヘンリー・カットナー : 1915年生まれ。デビュー作は怪奇小説だったが、SFやミステリ、冒険小説など、多くのジャンルの小説を幅広い作風で多数のペンネームを使い執筆。妻であるC・L・ムーアとの合作も多い。1958年死去

山田順子 : 1948年福岡県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • コットン

    正規の科学教育を受けていないにも関わらずアルコール漬けの時に突出した潜在科学能力を発揮するギャラガーはいろんなマシンを作るが「なぜ?どうやって?脳をひっかきまわして思い出そうとする。もちろんむだだ。何も思い出せない。彼の潜在意識は答えを知っているのだが…」という展開でドタバタが進行するSFチックな連作短編ユーモア小説でくすっと笑わせてくれる1冊。

  • kokada_jnet

    1980年の講談社文庫『世界ユーモアSF傑作選1』の編者後書きで、浅倉久志氏が「本文庫でこのシリーズは刊行予定」と書いていたが。その後、講談社文庫が海外SF、海外ミステリの刊行自体をやめてしまったので、結局、40年ぶりにこのレーベルからの刊行となった。

  • たまきら

    図書館新刊コーナーから。ぶっ飛んだ表紙に惹かれて。同じくぶっ飛んだ設定に大受けしてあっという間に笑いながら読んじゃったんですが、解説を読んでさらにぶっ飛んだのが…すべてが1940年代に書かれているということ!エーッ!しかも妹が大好きなブラッドベリが初期とはいえ作品を手助けしてもらっている…?いやはや、知らないことだらけ。意外と最近の緻密な設定よりもこういうぶっ飛んだSF作品が自分は好みなのね…。

  • みなみ

    酔っぱらった時だけ天才になる科学者ギャラガーが、酔ったときに仕事を引き受けて作った発明品について、しらふの状態で使い道を推理するというドタバタSFの連作短編集。昔の作品だけれど古くさくなくて、面白かった。

  • ふりや

    泥酔している時だけ天才的な発明をする科学者のギャロウェイ・ギャラガー。しかしシラフに戻るとまったく何も覚えてない!そんな彼に降りかかるトラブルと用途不明の発明品の数々。ユーモラスでちょっぴりブラックなドタバタSFを5編収録、楽しかった!同じく酒好きの祖父であるグランパ、ナルシストで超人的な頭脳を持つ哲学的なロボットのジョーなど、登場キャラクターも個性豊か。ギャラガー自身もダメダメな科学者なのになぜか憎めないところが良いです。そしてなにより、ギャラガーの発明品のキテレツ具合がおかしくて笑ってしまいました。

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