ヘンリク・シェンキェヴィチ

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クオ・ヴァディス 下

ヘンリク・シェンキェヴィチ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784834016789
ISBN 10 : 4834016781
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2000
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ポーランド人として初めてノーベル賞を受賞したシェンキェヴィッチの代表作。躍動する物語の〈面白さ〉という、普遍的な力を持っているため、国境や時代を越えて生き続けている。上下巻同時刊。買切。小学校上級向。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    この作品を子供が読みとおすのは大変であると思われました。まあ下巻に入り、結構波乱万丈の物語になるのでローマのネロの時代の物語という点でみれば世界史の勉強になるのでしょうね。キリスト教がどのような扱いを受けたか、ということも一つの勉強になるのでしょう。

  • みけねこ

    一応ハッピーエンドなんだけど、読んでいて気持ちいいものではなかった。下巻は残虐な描写が多いのと、血が流れすぎて、ちょっと気持ち悪くなった。色の感覚だけど、炎とか血のせいで物語が全体的に赤い。ウィニキスも上巻はだいぶ血の気が多いので、赤い。苦悩の先にある幸福よりも、残酷な描写の方が強くて、地味にしんどい。

  • 帽子を編みます

    一応下巻も感想を。 スペクタクルなロマンもこの巻で終結。キリスト教の勝利、人類愛の偉大さなどが述べられます。岩波文庫にもあるらしいけど、この挿し絵見たら、この本を選びたくなるでしょう。でも、児童が借りていないから、図書館の棚から外された可能性もあります。ポーランドの作家なので、ロシアその他のコーナーにあると思います。

  • baアタマ

    1896年ポーランド。古代ローマ、ネロ帝の時代を舞台にキリスト教の黎明期を描いた恋愛あり権力闘争ありの大河小説。タイトルは「何処に行かれますか」というラテン語だそうで、その言葉で閉じられるこの小説はその後も暴政、戦争、災害…人類の試練のたびに投げかけられてきた問なのではないかと思いました。(作者や聖書の意図とは違う感想だと思いますが)吉上昭三さん訳 津田櫓冬さん絵 

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