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ISBN 10 : 4806716359
Content Description
深海探索の歴史、次々発見される生物たち、深海魚の乱獲、マリンスノーによる炭素固定、新薬の可能性を秘めるバクテリア、多くの国や企業がねらう莫大な深海底の鉱物資源…。深海底探査は、未知の驚きの生物発見から、ビジネス利用・開発そして保全へ。深海の生態系が、気候・気象システムに多大な影響を与え、生命循環や人類の未来にとっていかに重要かを、新進気鋭のイギリスの海洋生物学者が、最新の知見をもとに情熱的に語り、謎と冒険と欲望の満ちた、海の奥深くへの魅惑的な旅へと誘う。
目次 : 第1部 深海生態学―生き物と化学合成と海山と(深海とは/ クジラとゴカイ/ ゼリーの捕獲網/ 化学合成の世界/ 波のうねり)/ 第2部 人類は深海に生かされている(深海と地球温暖化/ 深海の治療薬)/ 第3部 深海底ビジネスの光と影(深海漁業/ 永久のゴミ捨て場/ 誰のものでもないもの)/ 第4部 深海底金属の開発と保護(陸の緑か、海の青か/ 深海という聖域)
【著者紹介】
ヘレン・スケールズ : イギリス生まれ。海洋生物学者。魚を観察するために数百時間を水のなかで過ごしてきた。ダイビングやサーフィンをこなし、ブロードキャスターとしてもサイエンス・ライターとしても活躍し、ナショナルジオグラフィック誌やガーディアン紙に寄稿している。海の語り部として知られ、BBCラジオに定期的に出演し、海洋科学、海洋保全などを届けるポッドキャスト「CatchOurDrift」を提供している。ラジオのドキュメンタリー番組では夢の水中生活を紹介し、絶滅の危機にある巻貝を追いながら世界中をめぐった
林裕美子 : 兵庫県生まれ。小学生の2年間を米国で過ごし、英語教育に熱心な神戸女学院の中高等学部を卒業。信州大学理学部生物学科を卒業してから企業に就職したが、生き物とかかわっていたいと思いなおして同大学院理学専攻科修士課程を修了した。主婦業のかたわら英日・日英の産業翻訳を手がけるようになり、子育てが一段落したころから森林、河川、砂浜などの環境保全活動に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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本の蟲
読了日:2022/10/09
スプリント
読了日:2025/01/19
でんがん
読了日:2022/08/03
乱読家 護る会支持!
読了日:2022/10/19
john
読了日:2022/08/06
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