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北緯60度の「日本語人」たち

ヘルシンキ大学

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794808998
ISBN 10 : 4794808992
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「森と湖の国」フィンランドについて、日本人は何を知っているだろうか。ムーミン、オーロラ、北欧デザイン、そしてPISAテストの学力世界一、というステレオタイプから一歩踏み込んだ言説が聞かれることは稀である。本書は、フィンランド人の語る日本語観を通して、既存のイメージを超えたフィンランド紹介である。ヘルシンキ大学で日本語を学ぶフィンランド人学生達が、各界(官僚・研究者・翻訳家・企業人など)で活躍するフィンランド人にインタビューして出来上がったのが本書だが、なんと邦訳も、学生達と日本語教師というチームが行っている。

目次 : 茶道の弟子から博士に/ 日本通の外交官の様々なる顔/ 言語の機能を測る/ もてる力を活かそう/ 日本についてフィンランド語で書いてみたい/ 多様な言語教育のために/ 心はシベリアの上空に/ G・J・ラムステッド―学者、フィン日外交関係を樹立した外交官/ 狭い趣味のサークルからフィンランド全土へ/ アジアの諸言語をフィンランドの学校にも〔ほか〕

【著者紹介】
植村友香子 : 1965年生まれ。香川県出身。1989年、お茶の水女子大学文教育学部国文学科卒業。1991年、お茶の水女子大学大学院修士課程日本文学専攻修了。1993年、お茶の水女子大学大学院修士課程日本言語文化専攻修了。1993年から4年間、国際交流基金派遣日本語教育専門家としてヘルシンキ大学アジア・アフリカ言語文化学科(当時)で日本語教育を担当。1998年からヘルシンキ大学日本語講師を務めている

オウティ・スメードルンド : 1979年生まれ。2005年、ヘルシンキ大学修士課程修了(日本学専攻)。1996年にYFU(Youth For Understanding)の留学プログラムで神戸山手女子高校に1年間留学。ヘルシンキ大学在学中の2000年から1年、文部省(当時)の日本語・日本文化研修生として北海道大学で学んだ。ヘルシンキ大学、ヘルシンキ夏期大学、メトロポリア応用科学大学で日本語非常勤講師を務める。ヘルシンキ大学博士課程に在籍中。フィンランド・日本語日本文化教師会およびフィン日協会の役員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kozawa

    フィンランドで日本語を学んでいる人たちへのインタビュー集的な。日本の伝統文化が好きな人、ビジネス系の用事で学ぶ人、「クールジャパン」系が好きな人、フィン日の文学翻訳系の人etc。最後の締めがマンテイ・ツルネンさんになるのはそういうものかしら。読み物と割り切る範囲ではそれなりに面白く読みまして。

  • takao

    ☆日本ブーム

  • シャンピー

    第三者から日本人や日本語使用者はどう見えるのかがわかる。日本のポップカルチャーが人気なんてのは諸外国のどこででも聞かれるけれど、フィンランドと日本は意外なところでつながっていたり、そもそもヘルシンキ大で日本語が専門的に学べるということには驚きだった。日本人はいつまで経っても英語が出来ないなんて言われるけど、それも特色の一つとして、むしろ日本語をより大事にした方がいいのではと思わせる一冊だった。

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