ヘザー・アーント・アンダーソン

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ベリーの歴史 「食」の図書館

ヘザー・アーント・アンダーソン

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562058556
ISBN 10 : 4562058552
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

小さくても存在感抜群のベリー。古代の寓話と伝承、古今東西さまざまな食べ方や飲み方、さらには毒物として、またスーパーフードとしての役割まで、ミステリアスなベリーの興味深い歴史。日本のハスカップも登場。レシピ付。料理とワインについての良書を選定するアンドレ・シモン賞特別賞を受賞した人気シリーズ。

目次 : 序章 ベリーのよろこび/ 第1章 ベリーの種類/ 第2章 物語のなかのベリー/ 第3章 ベリーの栽培と採取/ 第4章 料理と飲み物/ 第5章 毒でもあり、万能薬でもあり

【著者紹介】
ヘザー・アーント・アンダーソン : オレゴン州ポートランドに拠点を置いて活動するフードライター。「ニューヨークタイムズ」「ワシントンポスト」「アトランティック」などにレシピやコラムを寄稿。食品メーカーのレシピや商品の開発にも携わる

富原まさ江 : 出版翻訳者。『目覚めの季節―エイミーとイザベル』(DHC)でデビュー。小説・エッセイ・映画・音楽関連など幅広いジャンルの翻訳を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kinkin

    ベリーについて「種子が果肉に包まれ、薄い皮で覆われている果実」という定義に則するとトマトや柿もベリーだがストロベリーはベリーと名が付くもののベリーではないそうだ。まことにややこしい。ベリーといっても世界中に様々な種類があっていったいどれが何やらわからなくなった。(この辺は写真と図版の充実を願う)そういったベリーの歴史や料理なども紹介されている。図書館本

  • けぴ

    ベリーの定義「種子が果肉に包まれ、薄い皮で覆われている果実」⇒ 植物学上はトマトや柿、コーヒー豆、キュウリ、メロンなどもベリーに含まれる。一方、イチゴはストロベリーと言いますがベリーではない。イチゴの種は、いつも食べている部分の粒々のそのまた中に入っているもので、果実と思われている赤い部分は、”花托”(かたく)と呼ばれ、 いわば種を守るクッションの役割だそうです。勉強になりました。ベリーから作ったワインもあるそうです。飲んでみたい!! またベリーの一つヒイラギは実に毒があるそうです。気をつけないとね!!

  • 秋良

    日本ではあまり馴染みのないベリーも、世界では古代から食べられてきた貴重な食材。なおストロベリーはベリーに含まれない。おとぎ話にもよく登場し、ベリー摘みに行った子供が森の中で迷い、妖精に助けてもらうパターンなどがある。子供も労働力だった時代、それほど力の要らないベリー摘みは子供たちの仕事だったのかな。もしかしたらその内の何人かは事故にあって家に帰れなかったのかもしれない。だからおとぎ話が生まれたのかな、と成立の背景をふと想像してみた。カンガルーのステーキにベリーソースつけて食べると美味しい。

  • くさてる

    「種子が果肉に包まれ、薄い皮で覆われている果実」であるべリー。イチゴ、キイチゴ、スグリ、ブルーベリー、ラズべリーとその種類は多く、世界じゅうに分布していて、歴史と文化のなかに広く存在している。美味しくて可愛くて、多くの人にあいされる、ベリーについての一冊なので、親しみもあって面白く読めました。ブルーベリーベーグルが「醜悪な食べ物」なんてひどいと思うけど!(笑)

  • もけうに

    ヨーロッパ食文化に興味があるので、西洋文化と密接に繋がるベリーについて幅広く知れて良かった。西洋菓子には実に多様なベリーが利用される。北欧のリンゴンベリーなんかは、近年日本でも流行っているよね。しかし、著者のアメリカディスが酷い(笑)

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