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ISBN 10 : 4846117081
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在日コリアンを中心に多文化共生の町づくりを長きにわたって進めてきた川崎市南部桜本…。保育園から学童保育、識字日本語学級などの施設が密集するこの生活圏に、「朝鮮人は敵。朝鮮人は出て行け。敵をぶち殺せ」とヘイトデモが襲いかかる。これを見た中学生は「市長さん助けてください。川崎もルールを作ってヘイトデモができないようにしてください」と訴える。在日コリアンも日本人も外国ルーツの子ども達も手を携えて「ヘイトスピーチを許さないかわさき市民ネットワーク」を結成して、抵抗する。川崎市や市議会、裁判所、法務省、警察、国会に働きかけて、ヘイトデモを遂に押し返し、いま人種差別撤廃条例の制定をめざして闘う「市民ネットワーク」の全記録。
目次 : 第1章 なぜ、川崎・桜本がヘイトデモの標的にされたのか?/ 第2章 ヘイトスピーチを許さないかわさき市民ネットワークの運動/ 第3章 「あるを尽くす」―当事者、地域の声を市や国へ届ける/ 第4章 人権侵犯被害申告と法務局勧告の意義について/ 第5章 NO PASARAN「桜本を踏みにじらないで」―ヘイトデモ禁止仮処分命令申立事件/ 第6章 川崎市議会の取組み/ 第7章 自治体に「人種差別撤廃条例」の制定を求めて―川崎でヘイトスピーチをさせない仕組み、条例化をめざして/ 第8章 「闇との闘い。希望を信じて」―インターネット上のヘイトスピーチとの闘い/ 第9章 人種差別撤廃にむけた自治体の責務/ 第10章 「さべつのないかわさき」/ 資料
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