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ISBN 10 : 4831877565
Content Description
“日本三大随筆”から、世界文学の最高峰へ。夏目漱石や南方熊楠の英訳によって、世界にその名を知らしめられた、鴨長明の『方丈記』。翻訳・翻案を経て、世界文学の最高傑作の一つとして受容されていった過程を、初めて考究した書。
目次 : 世界文学としての『方丈記』―古典文学の新たな可能性に向けて/ 第1部 日本国内における『方丈記』の受容(成立から明治初期までの『方丈記』受容の概要)/ 第2部 自然文学作品としての『方丈記』―夏目漱石の「英訳方丈記」を中心に(開国後に欧文で見る『方丈記』―ジェームス・メイン・ディクソンを中心に/ 夏目漱石と『方丈記』の最初の外国語訳への挑戦―詩人化された鴨長明/ 漱石とディクソンの『方丈記』英訳の比較検討―在日西洋人が見た鴨長明)/ 第3部 19世紀末・20世紀初頭の英語圏における『方丈記』の流通と受容の諸相(日本からアメリカへ―Sunrise Storiesに見る『方丈記』/ アメリカからイギリスへ―南方熊楠・ディキンズの『方丈記』共訳とその受容/ 英詩人バジル・バンティングの見た『方丈記』―Chomei at Toyamaを中心に)/ 夏目漱石と文学作品の歴史性
【著者紹介】
プラダン・ゴウランガ・チャラン : 1978年インド生まれ。2013年インド・デリー大学東アジア研究科修士課程修了。2019年総合研究大学院大学国際日本文化研究専攻博士課程修了。博士(学術)。専門は日本文学・日本研究。日本古典文学の国際的な展開と流通をはじめ、翻訳論や世界文学論に関する研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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takao
読了日:2024/05/08
鴨長石
読了日:2022/04/11
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