DVD

Puccini:La Rondine

Puccini (1858-1924)

User Review :4.0
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
UCBD1096
Number of Discs
:
1
Label
:
Aspect
:
Normal
Color
:
Colour
Format
:
DVD

Product Description

エマニュエル・ヴィヨーム/プッチーニ:歌劇『つばめ』

映画「眺めのいい部屋」で使われた美しいアリア「ドレッタの夢」で知られるプッチーニのオペラ『つばめ』。主役のマグダ役に美貌の名ソプラノ歌手、アイノア・アルテータを起用!
 当初オペレッタとして計画され、喜歌劇を断念したプッチーニが何度か書き換えた「つばめ」には、3つのヴァージョンが存在します。演出のマルタ・ドミンゴはワシントンでの上演に際し、それらを合成したものを使用し、プッチーニの意図に忠実でありながら、ドラマに内在する欠点を見事に解決しています。(ユニバーサル)

【収録情報】
・プッチーニ:歌劇『つばめ』全曲
 3幕のコメディア・リリカ
 台本:A.M.ヴィルナー、ハインツ・ライヒェルト、ジュゼッペ・アダミ

 アイノア・アルテータ(マグダ)
 マーカス・ハドック(ルッジェーロ)
 インヴァ・ムラ(リゼッテ)
 リチャード・トロクセル(プルニエ)
 ウィリアム・パーチャー(ランバルド)
 トニー・R.ディロン(ペリシャウド)
 クリス・オーウェンズ(クレビロン)
 ティーヴン・ゲイスマン(ゴブリン)
 アンジェラ・ウィルソン・ターナー(イヴェッテ)
 キャサリーン・セガール(ビアンカ)
 エドリ・ミーンズ=ウィークリー(スージー)
 エリザベス・ホイッテン(ゲオルゲッテ)
 マルタ・キリロフ(ガブリエラ)
 ワシントン・ナショナル管弦楽団
 指揮:エマニュエル・ヴィヨーム

 演出:マルタ・ドミンゴ
 舞台装置・衣裳:マイケル・スコット
 照明:ジョーン・サリヴァン=ゲンテ
 振付:バーヨーク・リー
 映像監督:ブライアン・ラージ

 収録:1998年3月11,15日 ワシントン、ケネディ・センター

・特典映像:歌劇『つばめ』について

本編:110分+特典映像4分/NTSC/4:3/リニアPCMステレオ/DTS5.0サラウンド
字幕:日本語、イタリア語

Customer Reviews

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そもそもこの『つばめ』自体がプッチーニの...

投稿日:2009/09/20 (日)

そもそもこの『つばめ』自体がプッチーニのオペラの中ではややマイナーな存在だが、ここでヒロインのマグダを演じ歌うアイノア・アルテータも、そしてワシントン・ナショナル・オペラのいずれもが、これまではあまり知られていない存在である。しかし、このDVDはなかなかの拾いものであった。まず、アルテータがはまり役と言っていいくらい、マグダにぴったりなのだ。ジャケットの写真は映りが悪く(どうしてこんなのを採用したのかと思う)、実際はずっと綺麗でチャーミングだ。歌も演技も悪くない。ただし、一方のルッジェーロを演じるマーカス・ハドックは容姿は冴えないし、歌も特徴がないのは残念だが。演出は良くも悪くもリアリズムを基調に、豪華な舞台をしつらえたメトロポリタン風(ただし、万事に小型だが)。色彩と音質はすばらしく美しい。演奏は可もなく不可もなくといったところか。

烏 さん | 広島県 | 不明

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そんなに大歌手が出なくても、そこそこ歌っ...

投稿日:2009/08/27 (木)

そんなに大歌手が出なくても、そこそこ歌って演じられる歌手と気の利いた演出があれば面白く見られるオペラ。作曲者も悩んでいたようだが、最後がどうも煮え切らないストーリーで欲求不満が残るので、そこをどう解決するかが演出家の課題だろう。最終改訂版(第三版)に基づき、ヒロインの自殺で終わらせるプラシド・ドミンゴ夫人、マルタさんの演出は手堅いながら、なかなか良い。見ての通りの美貌のヒロイン、いかにも「うぶ」なマーカス・ハドックの相手役ともに好演。エンディングは従来通りだが、舞台を1950年代に移し、最後にはあっと驚く大仕掛け(これは見てのお楽しみ)を見せるグレアム・ヴィック演出(フェニーチェ歌劇場)と互角の勝負か。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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