Bronsart von Schellendorff, Hans (1830-1913)

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Piano Concerto, Piano Trio, etc.: Oliver Triendl(P)Eugene Tzigane / Staatskapelle Weimar, Wen-Sinn Yang(Vc)Nina Karmon(Vn)

Bronsart von Schellendorff, Hans (1830-1913)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
C5483
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


ブロンサルト・フォン・シェレンドルフ:ピアノ協奏曲、ピアノ三重奏曲

ハンス・アウグスト・アレクサンダー・ブロンサルト・フォン・シェレンドルフ、通称ハンス・ブロンサルト・フォン・シェレンドルフは、リスト門下で学んだドイツの作曲家・指揮者・ピアニストです。1857年、リストのピアノ協奏曲第2番改訂版の初演でソリストを務めましたが、その後は演奏旅行を行うことなく、ヴァイマールの宮廷劇場やハノーファー王立劇場の総監督を歴任しました。
 1861年に同じく作曲家でヴィルトゥオーゾでもあったインゲボルク・ストルク[1840-1913]と結婚、彼女に献呈したピアノ協奏曲は、親友ハンス・フォン・ビューローによって各地に紹介されました。この作品は美しい旋律や感情表現に富み、ピアノの妙技を披露しつつ力強い音楽を展開するもので、ラフマニノフやスクリャービンが書いた同じ調性の協奏曲を予感させるものです。
 ピアノ三重奏曲ト短調は1856年に完成したものの、出版されたのは1877年でした。リストはこの作品を高く評価し「このジャンルで書かれた作品の中で、最高のもののひとつ」と手紙で述べています。堂々としたピアノ・パートを持つことからハンス・フォン・ビューローに献呈されましたが、リストの称賛以外に、この作品が当時どのように受け入れられたかを示す記録はほとんど残っていません。
 最後に置かれた妻インゲボルクの『ヴァイオリンとピアノのためのロマンス』は1873年に発表され、普仏戦争で戦死した友人に献呈されました。優美な旋律に始まり、暗い嬰ヘ短調の力強い中間部を経て、再び明るい主題に戻る親しみやすい小品です。(輸入元情報)

【収録情報】
ハンス・ブロンサルト・フォン・シェレンドルフ:
1. ピアノ協奏曲嬰ヘ短調 Op.10
2. ピアノ三重奏曲ト短調 Op.1

インゲボルク・ブロンサルト・フォン・シェレンドルフ:
3. ヴァイオリンとピアノのためのロマンス イ長調

 オリヴァー・トリンドル
(ピアノ)
 ニーナ・カーモン(ヴァイオリン:2,3)
 ウェン=シン・ヤン(チェロ:2)
 シュターツカペレ・ワイマール(1)
 ユージン・ツィガーン(指揮:1)

 録音時期:2021年4月29,30日(1)、2022年7月28,29日(2,3)
 録音場所:ライプツィヒ、MDRオーケストラホール(1)、ワイマール、コングレス・セントラム(2,3)
 録音方式:ステレオ(デジタル)


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半信半疑で聞いてみたところ、とてもよい作...

投稿日:2025/11/11 (火)

半信半疑で聞いてみたところ、とてもよい作曲家であると感じた。熱量のある作品で聞いていて集中させられる。リストとの縁もあるということで、作風も似たところがある。演奏も気合が入って充実しており、知られざる作品の神髄を聞く思いである。

げたんは さん | 鹿児島県 | 不明

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