ブルース・シュナイアー

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ハッキング思考 強者はいかにしてルールを歪めるのか、それを正すにはどうしたらいいのか

ブルース・シュナイアー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784296001576
ISBN 10 : 4296001574
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hitomi

    読売新聞の書評を読んで。面白かったです!各章が短く翻訳も良いのでテンポよく読めます。本書におけるハッキングとは、コンピューターだけではなく「システムが新たな環境・展開・技術に適応していく過程」のことで、違法でも不正でもなく、想定を超えた巧妙なやり方で裏をかく方法。特に面白かったのは、スポーツ界や金融システム、認知システムのハッキング。また、近い将来ありうる、AIによるハッキングは危険性が高いそう。政治や金融システムのハッキングは手間もお金もかかるので強者にしかできず、弱者はさらに負担を強いられるとは…。

  • 茶幸才斎

    ルールや仕組みの間隙を突いて利益を得る行為をハックと称し、電算システムはもとより、金融・法制度、政治や選挙運営、人の認知機構、そしてAIに関わるハッキングの事例について解説している本。要するにズル≠ナある。ズルするのもズルを防ぐパッチ当ても、ともに権力や財力があり専門技術を動員できる組織や一部の人たちの間でなされる高度で複雑なイタチごっこに思えて、私のような下々の者はそれで不利益を被っていても気付きさえしないほど、為す術なしと感じる。ひとまず、人様に迷惑をかけてはいけません、というルールでやってほしい。

  • カズオ・ハラグロ

    GAFMAの支配に関する話題と思ったが、イメージが大きく違った。政治システムなど多くの分野がテーマとなっている。 ハッキングとは不正とは別物である。ハッキングは受益者が自身の利益のために既存のルールの穴をかいくぐって行動するのに対し、不正は既存のルールの規則を違反して行うことを指す。ハッキングを防ぐためにはルール改定などのパッチを充てる必要がある。 ただ、これからハッキングを最も有効活用するのはAIではないだろうか。将棋やチェスのAIは人間のルール思考を外れた戦略を思いつくため、プロにも勝利している。

  • Ujiro21

    通勤用に。イノベーションとは逆向きに働く。テック分野にのみならず、法体系も含め、システムの不備をつく。昨今の社会正義が叫ばれる理由が腑に落ちる。

  • かに

    GAFAMや富裕層による社会システムハッキングのあれこれかと思って図書館で借りたら、思ったよりずっと広い意味での「ハッキング」の話だった。コンピュータシステムのハッキング、法律のハッキング、社会制度のハッキング・・・にとどまらず、カジノやスポーツ業界、政治システム、人間の認知システム、そしてAIシステムのハッキングまで、考察対象は広く及ぶ。社会や日常を見る目が変わる良書。最後の「AIシステムのハッキング」の部、AIの説明可能性を求めるか否かの考察などが特に面白かった。

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