ブランコ・ミラノヴィッチ

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不平等について(仮)経済と統計が語る27話

ブランコ・ミラノヴィッチ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622076919
ISBN 10 : 4622076918
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
村上彩 ,  

Content Description

史上最高のお金持ちはだれか? グローバリゼーションで世界は不平等になったのか? 現代のアメリカと古代ローマ帝国の所得格差はどれほど違うのか? などなど、数多くの思い込みを数字で覆し、精確に理解するための必修知識を与えてくれる一冊。


「あなたは世界の所得分布のどの辺りにいるのだろうか。J・オースティン『高慢と偏見』のダーシーや、アンナ・カレーニナはどうだろうか。アウグストゥスはビル・ゲイツよりも金持ちなのだろうか。中国が、ソヴィエトやユーゴスラヴィアのようにバラバラになるかもしれないのはなぜだろうか。所得と富の偏在になぜ注目すべきなのだろうか。著者は25年にわたって世界の不平等を研究してきた。本書は不平等の『アラビアン・ナイト』であり、歴史、文学、世界各地の事例が満載だ。持てる者にとっても、持たざる者にとっても、必読、発見の一冊」
アンガス・ディートン(プリンストン大学 経済学・国際関係学教授)


「全世界をまたにかけ、時間を越えて旅をする、楽しみ満載のこの本で、経済的不平等という深刻な主題について学んでみよう! 著者は数々の魅力的なお話を通して、所得と富の不平等――そして、その概念、計測、変化、生活における役割を、正確さを失わずに、バランスよく説明している。旅先にも持っていけるし、教室でも使える、とてもすばらしい一冊」
トマス・ポッゲ(イェール大学 哲学・国際関係学教授)



【著者紹介】
ブランコ・ミラノヴィッチ : 世界銀行の研究部門のリードエコノミスト、メリーランド大学教授。専門は所得分布、不平等の計測

村上彩 : 翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 1.3manen

    2011年初出。核心的な問題は、どうやって不平等を測定すべきか、ということ(34頁)。今日の不平等は、19Cおよび20Cの大半の状況よりも、はるかに拡大。極めて不平等な世界。個人間の不平等が国籍で説明できてしまう(98頁)。ルーカス・パラドックス:貧国の富裕層が自分の お金と生命を心配して外国に投資しているから。グローバリゼーションに特有の現象という(102頁)。この逆説は初めて知った。原注によると、労働力についてもスキルある人は欧米に移住(IE頁5)。

  • うぉ

    豊かさは8割方生まれる国によって決定される、らしい。

  • 白玉あずき

    こんなに一所懸命読んでも、若いころと違って血肉にはならないし、あっという間に忘れるんだろうな・・・残念。パレート、クズネッツ、ロールズすらまともに読んでいなかったので、難しい数式が無いにも関わらず手強かったです。一つ意外だったのは、グローバリゼーションによって、国家間の格差が一段と広がったということ。国内格差、国家間格差共に大きくなったとは知らなかった。かつてはマルクスの「階級闘争」だったものが、今では世界的に同質な労働者階級はとっくに消滅してしまったと、なるほどなあ。国内格差が広がれば暴動、国家間格差が

  • メルセ・ひすい

    共産主義って?人民の総幸福のためなのではないの?それがなぜ公害垂れ流し?格差膨大!幹部の息子が留学フェラーリ!赤い中国で格差が膨大で不満が鬱積している。漢民族だけ優遇 共産党政府曰く…共産主義を目指しているとか? 過去の歴史にまで遡って考察する。★不平等な人々 不平等な国々 不平等な世界 グローバリゼーションで世界は不平等になったのか。ローマ帝国の所得格差は。数々の思い込みを数字で覆し、必修知識を提供。長年、世界銀行で不平等を計量してきた専門家がやさしく語る、方法論の基礎と世界の現状。

  • chiro

    不平等というものをどう捉えるかをベースに地域別にその内容を掘り下げ分析すると共にそれが人々にどの様な影響を与えるかを考察した著作。この著作を読む事でそもそも平等は何であり、それがある意味人々が生活するにあたり望ましいものを与えないのではないかという事を考えさせられると同時に現今の不平等、いわゆる格差が生じせしめているものと比較する時にこの問題はとても難しいものであると改めて感じさせられた。

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