ブラッドフォード・デロング

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20世紀経済史 ユートピアへの緩慢な歩み 上

ブラッドフォード・デロング

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784296001309
ISBN 10 : 4296001302
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「本書は、荘厳な歴史物語。読み手に正しい質問を投げかけ、その過程で多くの重要な歴史を教えてくれる」(ポール・クルーグマン)
「政治経済学の作品であり、ハイエク、ポランニー、ケインズの異なる思想の糸を編み込んでいて、間違いなく読むべき一冊」(ダイアン・コイル)

アメリカを代表する経済学者であり、ブロガーとしても著名な著者が、1870年に始まり、2010年に終わった人類史上初めて「経済」が主役となった世紀である「長い20世紀」を『サピエンス全史』のハラリや『銃・病原菌・鉄』のジャレッド・ダイヤモンドの「ビッグヒストリー」の手法で描いた大作。

【著者紹介】
ブラッドフォード・デロング : カリフォルニア大学バークレー校経済学教授。1960年生まれ。専門は、経済史、マクロ経済学、経済成長論、金融論。全米経済研究所(NBER)研究員。クリントン政権時代の1993年から1995年まで財務省次官補代理を務めた。タイラー・コーエンらと並ぶ人気ブロガーの1人。金融市場の非合理的な「ノイズ・トレーダー」の研究や商品経済から情報注目経済(information‐attention economy)への移行の研究で知られる

村井章子 : 翻訳家。上智大学文学部卒業。アダム・スミス『道徳感情論』(共訳)、ミルトン・フリードマン『資本主義と自由』(いずれも日経BPクラシックス)、ファーガソン『キッシンジャー 1・2』、レビンソン『コンテナ物語 増補改訂版』(以上、日経BP)、カーネマン『ファスト&スロー』(ハヤカワ文庫)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 劇団SF喫茶 週末営業

    本書では1870〜2010年を「長い20世紀」と定義し 、劇的な経済成長を遂げた世紀として物語る。まず食糧事情が劇的に改善された(1840年代ディケンズの小説には「薄いスープ」という表現が頻発する)。急激な成長の要因として、産業研究所、近代的企業、グローバル化を挙げる。この時代には民主化も進む。ここにハイエクとポラニーの対立軸を入れ検証。上巻では1914年まで奇跡的な成長するが、(著者の考えでは)成長を阻むものたち(ナショナリズム、社会主義、無政府主義など)が出現しWW1、1929年大恐慌に突入して終わる

  • 三月うさぎ(兄)

    いやもう面白いっすねー。経済史っていうから、ケインズのマルクスのクルーグマンのとか出てくるのかなあと思ったら(出てくるけど)、経済が「長い20世紀」(1870〜2010年)でどれだけ異質に影響力を持ったのか、しかもハイエクとポランニーの間で繰り返される政治に翻弄されて来たか、が主眼なのね。細部がめちゃくちゃ面白い。

  • ハラペコ

    アメリカ万歳!感のある近代・現代史。細かいところとおおざっぱなところの選択が不思議だが、それがむしろ(このタイトルに興味が沸くなら)どんなレベルの前提知識の読者でも得るところがある内容としていると思う。1870年に技術革新のペースが急上昇しや要因として、移民と企業の精緻化をあげる。WWTの独風の「戦時共産主義」をソ連は真似たが、非常に非効率。WWTには金本位制、通貨切り下げの是非などで不一致。また戦争正当化のための社会保障の過剰な追求などでインフレ。

  • スコットレック

    絶妙な皮肉の塩梅で読みやすかった。世界史を辿りつつ壮大な経済の話について語る。上巻はスターリンのところで終わる。下巻も早く読んでみよう。

  • ゼロ投資大学

    1870年以降の世界の主要な経済大国の歩みを追っていく。日本は世界最大の経済大国である米国に迫るほどの経済成長を成し遂げた。中国も豊かな労働人口を活用して、年率10%ほどの経済成長を長期に渡って続けた。今後の日本の将来を考えるには、二十世紀の経済史から学べる点は多くある。

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