ブライアン・カプラン

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大学なんか行っても意味はない? 教育反対の経済学

ブライアン・カプラン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622088196
ISBN 10 : 4622088193
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

なぜ学生は楽勝授業を探し、試験が終われば学んだことを平気で忘れてしまうのか?なぜ過去数十年で教育が普及したのに、平均的な労働者が良い仕事に就けず、学歴インフレが起きているのか?なぜ企業は、ほとんど使うあてのない学校教育を受けた労働者に給料を支払うのか?なぜ社会では、学校を卒業することが最大の協調性のシグナルになるのか?人気ブロガー経済学者が、経済学の概念「シグナリング」をキーワードに、現在の教育システムが抱える問題点を実証データで分析する。

目次 : 序章/ 1 教育というマジック/ 2 実在する謎―無益な教育の遍在/ 3 実在する謎―無益な教育の大きな見返り/ 4 シグナリングの証拠―あなたがまだ納得していないなら/ 5 それがシグナリングかどうか、誰が気にするのか―教育の利己的なリターン/ 6 シグナリングなのかどうか、そこが気になる―教育の社会的なリターン/ 7 部屋の中の白い象―教育はもっと減らすべき/ 8 1>0―もっと職業教育が必要だ/ 9 母なる学び舎―教育は魂を涵養するのか/ 10 教育と啓蒙をめぐる五つの座談会/ 結論

【著者紹介】
ブライアン・カプラン : ジョージ・メイソン大学経済学部教授。プリンストン大学で博士号を取得後、ジョージ・メイソン大学助教、准教授を経て現職。専門は公共経済学、公共選択論など。経済学ブログサイト「EconLog」執筆者の一人

月谷真紀 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ステビア

    教育プレミアムの8割はシグナリングで説明できる。卒業後使わない無駄な科目をカリキュラムから削減し、教育への助成金を減らそう。そして職業教育を拡充しよう。

  • zunzun

    大学は教育内容が評価されているのではなく、大学へ行ったこと自体に価値があるというシグナリング効果のみの価値しかないと著者はいう。行ったところで大したことは学べない。それは仕事に役に立つ内容ではない。外国語も文学もも美術も哲学は完全に無駄。数学や化学や物理も無駄。工学が少し役に立つ。民主主義的な国民をつくることにも失敗している。また、STEM教育を受けた人間も半分はそれと無関係な職につく。であれば、職業学校を大量につくり、就職させることを第一とした教育にすべきではないか?というのが著者の提案である。

  • かーんたや

    日本の大学にはこの種の本書く人いないのだろうか。米以上にシグナリングある気するし、新卒一括採用滅茶苦茶だし、専門職大学できたり、高卒採用自由化の動きあったり、社会・人口構造激変するなかで自分(子供)に合ったキャリア考える判断材料になるデータ必要としている人たくさんいるのに。人や金を集められればなんでもいいというスタンスの大学なんか行っても意味はない。

  • たかひろ

    ・「大卒」は「知能、真面目さ、協調性」のシグナル  ・誰でも大学に行くのは社会にとっては無駄だが、個人にとっては「大卒」という資格を得るために有益である  ・学歴のインフレは社会全体で無駄なので、勉強嫌いの高校生を無理に大学に行かせて中退さてしまうよりも職業訓練をするべきである

  • まめタンク

    2020年244冊目。

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