ブノワ・フランクバルム

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酔っぱらいが変えた世界史

ブノワ・フランクバルム

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562059379
ISBN 10 : 4562059370
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

酒をめぐる前代未聞の物語!ピラミッド建設とビール、フランス革命とワイン、日露戦争とウォッカ、ケネディ暗殺と二日酔い…アルコールが世界を変えた21の歴史物語!

目次 : アフリカ 一〇〇〇万年前 ホモ・ノンベエラスに遺伝子変異が起きた/ 中近東 前八〇〇〇年 「パンじゃなく、とりあえずビール」/ エジプト 前二六〇〇‐一三〇〇年 神泡の立つピラミッド/ バビロニア(メソポタミア)前三二三年 アレクサンドロス大王、三二歳で深酒により落命/ マルセイユ 前六‐前一世紀 ワインがマルセイユに繁栄をもたらす/ バルフルール灘(ドーヴァー海峡)一一二〇年一一月二五日 酩酊した船長がイングランド王位継承戦争をひき起こす/ シゼの森(ポワトゥー地方)一三七三年三月二一日 美味しいソミュール産ワインが百年戦争に転機をもたらす/ パリ(フランス)一三九三年一月二八日 王弟オルレアン公、「燃える人の舞踏会」を燃やす/ イスタンブール(オスマン帝国)一五七四年一二月一二日 酔漢セリム二世に浴室が死をもたらす/ イングランド 一六六〇‐一六八五年 チャールズ二世、グラスを片手に、立憲君主制の礎を築く〔ほか〕

【著者紹介】
ブノワ・フランクバルム : ジャーナリスト。1997年に「ラ・プロヴァンス」紙でデビュー。2000年、パリ実践ジャーナリズム学院で学位を取得。2004年からはさまざまな雑誌を活躍の舞台としている

神田順子 : フランス語通訳・翻訳家。上智大学外国語学部フランス語学科卒業

田辺希久子 : 青山学院大学大学院国際政治経済研究科修了。翻訳家

村上尚子 : フランス語翻訳家、司書。東京大学教養学部教養学科フランス分科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たまきら

    フランス人らしいエスプリが楽しい、酩酊状態の男たちがいかに世界に混乱を起こしてきたかを紹介している一冊です。よっぱらい猿仮説は提唱されたときに大笑いし、その後妙に納得したのを覚えていますが、家にあるハチミツが勝手に発酵してシュワシュワし、美味しかったりするとですね…。自分は美味しいワクワクするものって人を前進させると思うんです。…スターリンあたりから徐々に笑えなくなり…現在の状況にため息。美味しい生ビール一杯で幸せな夫婦で良かった。

  • nonpono

    わたしも居酒屋とバーを愛する酒飲みである。翻訳本。高校時代に日本史を選択したから読むのに時間がかかった。でも小噺として、リンカーンの暗殺の時にはボディーガードはパブへいた、ケネディ大統領の暗殺の時はボディーガードは二日酔い、まるで世界史トリビアみたいに楽しい。そして、ウォッカという魔物。ロシアの政治に絡む絡む。わたしも若い時に昼間にカクテルを作りたくてウォッカにオレンジジュースで遊んでいたら寝落ちしてその威力におののいた。最後にベトナムホーチミンのことわざで。「酒が入ると口が軽くなる」と。まさに?ねえ?

  • かずぼう

    古今東西、昔からよく呑むものだ、兵士が酒飲み競争で何十人も死んだり、恐怖に打ち勝つために呑んだり。本書を読む限り、酒飲みオリンピックがあったら、金メダルはロシアかな。ロシアといえばウオッカ。ただしスターリンは、ウオッカ呑むふりして、水呑んで他人を酔い潰すらしい、そのずるさもロシアっぽい。お酒はおいしく、適量を❗️

  • ネギっ子gen

    酒にまつわる愉快で意外なエピソードが満載。洒脱な文体に助けられ楽しく読める蘊蓄本。「フランス革命はワインによって引き起こされた」が面白かった。この革命の象徴は、“バスティーユ襲撃”と思っていたが、それは教科書的知識でした。実際は違うと。パリの空を焦がした炎は、アルコールをめぐる戦いだった。バスティーユが燃えている間、大勢の暴徒が気勢を上げていた場所。そこは関税徴収所。群衆の合言葉は、「3スーのワイン万歳! 12スーのワインを打倒せよ!」 パリ市民は、酒に渇いていた。ワインに課せられた高い関税のせいで! ⇒

  • gtn

    第13章のマルクスとエンゲルスを巡るエピソード。二人が飲み続けた十日間、マルクスが咆哮し、エンゲルスがそれを清書した「聖家族」が社会主義の萌芽。「共産党宣言」「資本論」も然り。マルクスは天才、エンゲルスは英才であることは疑いない。そして、本書を読む限り二人ともアルコール依存であったことも。二人の理論に、現実化という"勢い"をつけたのは、アルコールではないかと穿ってしまう。その酔った勢いは、ベルリンの壁崩壊、ソ連解体で終焉を迎えるまで、存外続いた。

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