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ISBN 10 : 4314001453
Content Description
これは“眼で見る数学”で、豊富な写真や絵を使って数学を視覚化した本である。村で学校はどこに建てたらよいか?ケーキの公平な分け方は?モザイク模様のつくり方は?チェスの定石は?といった暮しに身近な問題から、今日の数学の世界へと誘なう。「数学はちょっと」と敬遠する向きにも、きれいな写真や絵をながめるうちに、いつのまにか数学の問題を考える楽しさを味わわせてくれる。ポーランドが生んだ世界的な数学者である著者ならではの、華麗なる解法や発想のきらめきが随所に見られ、思わず読者を感嘆させずにはおかないであろう。初等数学から、解析、確率、幾何、代数まで幅広く興味深く扱っている。
目次 : 三角形、正方形とゲーム/ 長方形、数、音階/ 重さや長さをはかり、公平に分ける/ モザイク模様をつくる、液体を混ぜる、面積と長さをはかる/ 最短路、学校の位置をきめる、船を追いかける/ 直線、円、対称、光学的な錯覚/ 立方体、蜘蛛、蜂の巣、煉瓦/ プラトンの立体、結晶、蜂の知恵、シャボン/ シャボン玉、地球と月、地図、日付け/ 栗鼠、スクリュー、蝋燭、音叉、影/ 直線でできる曲面、鎖、玩具の車、最小曲面/ 再びプラトンの立体、橋を渡る、結び目/ を結ぶ、地図に色をつける、髪をすく/ パチンコ、蛙、新入生、ひまわり
【著者紹介】
H・ステインハウス : 1887年ポーランドに生まれる。ゲッチンゲン大学で学位を受け、ルヴォーフ大学の数学教授を経て、元ウロチレフ大学教授(確率論・数理統計学)・ポーランド数学会副会長。X線で異物の位置を探る「透視器」の発明でバナツハ記念賞を受けた。1972年没
遠山啓 : 1909年熊本県に生まれる。1938年東北大学理学部数学教室卒、理学博士。東京工業大学教授を務め、数学教育協議会を結成し、数学教育の改革運動をおこす。数学教育の分野を超えて広く教育全般に発言を続け、影響を与えた。1979年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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