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ISBN 10 : 4122067200
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人間理性の万能を否定し、性の魔力を主張するフロイトの精神分析学は、ダーウィンの進化論、マルクスの資本論とともに、近代の人間観に大きな変革をもたらした。この『精神分析学入門』は、フロイト自らが精神分析学の全体系とその真髄をわかりやすく詳述した代表的著作である。
目次 : 第1部 しくじり行為(序/ しくじり行為/ しくじり行為(つづき) ほか)/ 第2部 夢(いろいろな難点と最初の接近/ 夢の解釈のいろいろな前提と技法/ 夢の顕在内容と夢の潜在思想 ほか)/ 第3部 ノイローゼ総論(精神分析と精神医学/ 症状の意味/ 外傷への固着 無意識 ほか)
【著者紹介】
フロイト : 1856‐1939年。オーストリアの精神科医、精神分析の創始者。モラビア地方の小都市フライベルク(現・チェコのプシーボル)にユダヤ商人の長男として生まれる。幼いときにウィーンに移住、1873年ウィーン大学に入り、81年医学の学位をとる。開業医としてヒステリー患者の治療を模索するなかで、従来の催眠術と決別する精神分析療法を確立。二十世紀思想に決定的ともいえる影響を与えた
懸田克躬 : 明治39年(1906)、宮城県生まれ。東北帝国大学医学部卒業。東京帝国大学講師を経て、昭和25年より順天堂大学教授となり、精神医学講座を担当。順天堂大学名誉教授。平成8年(1996)、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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