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ISBN 10 : 4334754473
Content Description
フロイトは、愛する他者をどのように選ぶかについて、「対象選択」という視点で考察し、ある女性の同性愛者の「心的なメカニズム」を、リビドー、エディプス・コンプレックスから解き明かす。そして性愛と抑圧的な社会との関係を批判的に考察する。性と愛に関する7つの論文を収録。
目次 : 男性における対象選択の特殊な類型について―「愛情生活の心理学」への寄与(1)(1910年)/ 性愛生活が多くの人によって貶められることについて―「愛情生活の心理学」への寄与(2)(1912年)/ 処女性のタブー―「愛情生活の心理学」への寄与(3)(1918年)/ ある女性の同性愛の事例の心的な成因について(1920年)/ エディプス・コンプレックスの崩壊(1924年)/ 解剖学的な性差の心的な帰結(1925年)/ 「文化的な」性道徳と現代人の神経質症(1908年)
【著者紹介】
ジークムント フロイト : 1856‐1939。東欧のモラビアにユダヤ商人の長男として生まれる。幼くしてウィーンに移住。開業医として神経症の治療から始め、人間の心にある無意識や幼児の性欲などを発見、精神分析の理論を構築した。1938年、ナチスの迫害を逃れ、ロンドンに亡命。’39年、癌のため死去
中山元 : 1949年生まれ。哲学者、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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