フレデリック・フォーサイス

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ザ・フォックス 角川文庫

フレデリック・フォーサイス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041125649
ISBN 10 : 4041125642
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

米国家安全保障局の不可侵と思われたシステムに侵入したのは、英国の18歳の若者だった。引き渡しを要求する米国。英国安全保障のアドバイザーであるウェストンは、英米両首脳に“トロイ作戦”と名付けた諜報活動を提案、この天才ハッカーに任務を与える。コードネームは“フォックス”。手始めにロシアの巡洋艦をハッキングしたフォックスは、対外情報局に命を狙われることに。実在事件を基にした、緊迫の国際軍事サスペンス。

【著者紹介】
フレデリック・フォーサイス : 1938年イギリス生まれ。英空軍のパイロットなどを経て、ロイター通信、BBC放送の記者を務めた後、作家に。71年、ド・ゴール暗殺をテーマに書いた長編『ジャッカルの日』で小説家としてデビュー。綿密な取材とストーリーテリングで、世界情勢の現在を切り取り続けている

黒原敏行 : 1957年生まれ。東京大学法学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • NAO

    アメリカのNSAのコンピューターをハッキングしたイギリスの18才の少年はアスペルガー症候群だったが、コンピュータの扱いは天才的で世界中のシステムに痕跡を残すことなく侵入できた。イギリスの諜報機関は、アメリカに、この少年を雇うことを提案、ロシアやイラン、北朝鮮のシステムに侵入させるトロイの木馬作戦を実行する。ハッキングが上手くいきすぎている気もするが、かなり頻繁に乗っ取りのニュースが流れるところからすると、こういう話からもあながち大ボラとはいえないのではないかと思う。

  • syota

    フォーサイス初読み。コンピュータのハッキングという最先端の題材を取り上げた小説を、80歳のベテランが書くのだからすごい。18歳の天才ハッカーを利用してロシアやイラン、北朝鮮を撹乱する英国情報部と、報復のためハッカーを狙うロシア情報部。情報機関どうしの暗闘に焦点を当て、コンピュータに関する技術的、専門的内容を最小限に絞ったのが成功の要因だと思う。いささか現実離れしていると感じる部分もないではないが、快適なテンポで話が展開する上質のエンタメ小説だ。

  • 智哉

    天才ハッカー青年の頭脳を武器に、敵対国の脅威に大打撃を与えた挙句、報復には欺瞞作戦を仕掛けて、特殊部隊を抹殺する。情報機関の実力差はあれど、何もかも意のままにやりたい放題。イギリスがここまで大胆なことをやってのけるか。

  • nabe

    読んでいる最中に起きた自衛隊ヘリの墜落事故。ウクライナ戦争中にパイプラインの事故が実際に起きたので、この墜落ももしや?などと思いながら読み進んだ。敵味方の場面転換が細かく、同時進行的な展開が緊張感があって良かった。

  • マサ

    大がかりな戦闘はない。それがかえって密かに展開する情報・謀略戦の緊迫感を高めている。こちらのフォーサイスの方が自分は好みかもしれない。内容としてはサイバー攻撃やロシアと西側諸国の関係など現代的な情勢を反映してリアルだ。ウェストンとクリロフが互いに相手を意識し手を繰り出すところはチェスのゲームのようで面白い。

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