フレデリック・フォーサイス

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アウトサイダー 陰謀の中の人生

フレデリック・フォーサイス

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041049235
ISBN 10 : 4041049237
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

わずか15歳で大学進学資格試験に合格し、17歳でイギリス空軍に入隊、19歳で幼い頃の夢を叶えパイロット記章を手にしたフォーサイスは、世界を股にかけて活躍するジャーナリストに。5カ国語を流暢に操り、ドゴール大統領暗殺未遂事件を間近で取材、旧東ドイツ国家保安省を欺きアメリカ空軍に協力し、第三次世界大戦の引き金を引きかけ、ナイジェリアで史上稀に見る悲惨な独立戦争に巻き込まれていく…。イギリス、フランス、旧東ドイツ、イスラエル、旧チェコスロヴァキア、ナイジェリア、国境を超えて描かれる小説のような人生を初めて明かした衝撃作!

目次 : 助言/ タルカムパウダーの大瓶/ 子供が抱いた夢/ フランス語を学ぶ/ ドイツ語を学ぶ/ ふたたびドイツへ/ 外国語/ 夢に一歩近づく/ ヒッチハイクの長旅/ 愚かしい報復〔ほか〕

【著者紹介】
フレデリック・フォーサイス : 1938年イギリス生まれ。英空軍のパイロットなどを経て、ロイター通信の海外特派員、BBC放送の記者を務めた後、作家に。71年、ドゴール暗殺をテーマに書いた長編『ジャッカルの日』(KADOKAWA)で小説家としてデビュー

黒原敏行 : 1957年生まれ。東京大学法学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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『ジャッカルの日』など名前は知っていたが...

投稿日:2018/12/13 (木)

『ジャッカルの日』など名前は知っていたが、小説を含め著者の著書を読むのは本作が初めて。まず全体の3分の2までが、『ジャッカルの日』執筆・刊行までのこと。残りの3分の1が、それ以降。どちらかというと、前半生に重きが置かれている。少年時代の飛行機への強い関心、語学習得、パブリックスクール時代、駆け出し記者の頃などが詳しく書かれていて、私には面白かった。特に東ドイツ時代の話などは、本当に全部ノンフィクションなの、と疑いたくなる。ビアフラでの、イギリスの外交政策のミスに関する話も面白い。反対意見に耳を貸さないことに潜む危険性が理解しやすい。 最も印象に残ったのは、11ページに書かれた「ジャーナリストは絶対に支配階層の一員になるべきではない」(“支配階層”のよこに“エスタブリッシュメント”とルビがふられている)。著者の人生を見ると納得できるし、日本のジャーナリストにも必ず記憶して欲しい言葉。 著者の作品を読んだことのない人にもお薦めしたい。

ねも さん | 兵庫県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    フレデリック・フォーサイスは、30年以上に渡ってほとんどの作品を読んでいる作家です。未だに「ジャッカルの日」を読んだ時の衝撃は忘れていません。著者の自伝的な本書ですが、正に波乱万丈な人生をおくっているからこそ、あれだけリアリティのある面白い国際謀略小説が書けたことが納得出来ました。投資コンサルタントの詐欺で、著者が無一文になって以降、お金のために作品を書くようになってから、少し作品のクオリティが低下したのかも知れません。

  • KAZOO

    40~50年前には彼の本くらいしか、国際的な陰謀などを主題にした小説はほとんどなかったように覚えています。「ジャッカルの日」や「オデッサ・ファイル」などをむさぼり読んだことを思い出します。その作者の自叙伝のような感じで、「事実は小説よりも奇なり」といいますがまさにその通りです。まあ脚色はかなり入っているとは思うのですが小説を読むように楽しめます。写真も収められています。当時の世界情勢を思い出しながら再度彼の小説をいくつか読んでみましょうかね。

  • Panzer Leader

    いやいや盛り過ぎでしょうと思えるくらい波乱万丈なフォーサイスの自伝。そこらの凡庸な冒険小説よりよっぽど面白い。子供の様な天真爛漫な心を持ちながらもエスタブリッシュ的な学校・政府機関・マスコミに反旗を翻す生き様は清々しい。最近の作品しか読んでいなくてあまり興味を持てる作家ではなかったが、大傑作との評判の高い初期三部作(ジャッカルの日、オデッサ・ファイル、戦争の犬たち)は読んでみようかなと思う。

  • Fondsaule

    ★★★★☆ フレデリック・フォーサイスの自叙伝。ジャーナリストだったから嘘は書いてないはずだ。でもフィクションに思えるほど冒険に満ちた人生だ。羨ましくもあり、かといってそれに耐えられるほど自分はタフでないと思ったりもした。「オデッサファイル」や「戦争の犬たち」をもう一度読み直そう。

  • 大森黃馨

    国際謀略小説を持って伝説的巨匠たるフレデリック・フォーサイス氏の自伝 昔の人物ではあるがその同時代の人々と比較しても規格外すぎるこの方を基準に「昔の人々は」「今の人々は」と語ってはならないという人物 不思議なのは作家になってからの記述はそれ以前に比べて質量共に大幅に減る多分それ以前もだが死ぬまで語れない事も多いのではないか 私は思う日本のファンタジー系やなろう系の作家も基礎教養として氏の作品を是非とも読んでおくべきなのではないだろうかと

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