フレデリック・ウインズロー・テイラー

Individuals/organizations Page

Books

新訳科学的管理法 マネジメントの原点

フレデリック・ウインズロー・テイラー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784478009833
ISBN 10 : 447800983X
Format
Books
Release Date
November/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

マネジメントの目的は雇用主に限りない繁栄をもたらし、併せて働き手に最大限の豊かさを届けることにある。テイラーが実践的な研究をもとに示した、それを具現化するマネジメント手法とは。歴史的名著を復刻。

【著者紹介】
フレデリック・W.テイラー : 1856年、アメリカ・フィラデルフィアに生まれる。ハーバード大学法学部に合格するも、眼の病気により、郷里で機械工見習いとなる。その後、ミッドベール・スチールに日給の作業者として就職。作業長、職長に昇進する中で工場現場の改革に注力するとともに、機械工学の修士号を取得。90年に同社を退社し、数社で工場管理に従事した後、99年、ベスレヘム・スチールに移り、作業や工具の標準化、生産計画立案部署の創設をはじめ、多くの実績を残す

有賀裕子 : 東京大学法学部卒業。ロンドン・ビジネススクール経営学修士(MBA)。通信会社勤務を経て、1998年から翻訳者として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • かんちゃん

    テーラー主義と言えば人間不在の管理法の代表のように言われるが、本書を読めばそうではないことがわかる。むしろ、一人ひとりの作業者に寄り添った極めて人間的なマネジメントだ。本質を取り違え、手法のみに着目した後世の経営者たちの傲慢さがテーラーに濡れ衣を着せたのだ。むろん、テーラーの言う管理法とて万能ではない。いわゆる「作業」に適した方法であり、複雑な知的要素を含む仕事への適用は難しい。マネジメントする側とされる側をはっきり区分けしている点が最大の特徴だろう。いずれにせよ、一読に値する名著であることに間違いない。

  • ヤギ郎

    マネジメントの古典。働く人たちを観察した,その結果である。著者は,大学に合格するも目の病気により機械工となった。彼は工場(企業)で働いた経験から組織のあり方を模索した。本書で紹介されるいくつかの改善策には,特殊なものではなかった。すぐに導入できるものもある。著者は「科学的管理法の本質は特定の哲学にある」(151)といい,「科学的管理法の本質を顧みずにメカニズムだけを取り入れたり(することは)無益である」(156)と指摘する。200ページ足らずの短い本。科学的で人間的なマネジメントがここにある。

  • bookreviews

    ・経営層と最前線の働き手が、密接に協力し合うことこそ、時代の先端を行く科学的管理法(課業タスクのマネジメント)の神髄 ・マネジャーと働き手が折に触れて意見を交わしながら緊密に協力し合うことこそが、何にも増していさかいや不満の解消につながる https://bookreviews.hatenadiary.com/entry/ScientificManagement

  • Hira S

    いつか読まねばと思っていた書籍。著者はインダストリアルエンジニアリングの開祖として、そのニッチな世界では超有名人。正直、作業分析によって現場作業者を最大限に働かせることに貢献した人とのイメージだったが、"哲学"の部分を全く理解できていなかった。実のところ、100年前に個人は分業化・専門化された組織に勝てなくなると初めて見抜いた人であった。現場のことは現場任せが当たり前だった時代に、雇用主と従業員が共に豊かになる、そのために共に責任を持つ、という基本的な考え方を掲げた。その哲学は現代にも十分通用すると思う。

  • ぶらり

    1911年に著された経営管理論の「古典」。仕事を科学的に管理運営することで雇用主と労働者が繁栄することを説いた経営管理論の基本書的存在。その功績はドラッカーも認める。机上論に因らず実地に考察されていて人材開発の志向あり人間的。具体例は「古典」的で面白い程度だが、印象的なのは、科学的管理の目的が働き手に高賃金を支払いつつ雇用主に「限りない繁栄」をもたらすとしていること。原文未読だが、この雇用主とは株主のこと。現在、科学的経営は常識だが、この目的−株主と従業員の繁栄−を実現している企業は日本にあるのだろうか。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items