フレッド・ウェイツキン

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Books

ボビー・フィッシャーを探して

フレッド・ウェイツキン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622078524
ISBN 10 : 462207852X
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
若島正 ,  

Content Description

チェスの神童ジョッシュとその父親が、伝説的棋士フィッシャーへの憧憬を胸に歩んだチェスの高峰への道行きを描く。盤上の世界の奥深さに魅入られた人々の興奮と苦悩を切実なタッチで写し取り、ハリウッドで映画化もされた珠玉作。待望の若島正訳で刊行。

チェスの神童ジョッシュとその父親である著者が、伝説的棋士ボビー・フィッシャーへの憧憬を胸に歩んだ道のりを描くノンフィクション。
6歳でチェスを始め、子供らしい無邪気さでチェスに取り組みながら、加速度的に強くなっていく息子ジョッシュ。その眩ゆいほどの才能に父親は深くいれ込み、いたいけな息子とともに仮借のない勝敗の世界へ、抗いようもなく捉えられてゆく……。
ときに公園の片隅で、ときに世界タイトル戦の場でさまざまな棋士たちが味わう栄光と悲哀が、父子の道程と交錯する。ここには、米ソ冷戦の構図がチェス文化にもたらした歪みをはじめ、チェスをとりまく社会事情も色濃く映し出されている。
チェスの高峰を目指す父子の歩みはどこへ至るのか。ライバルたちとの息詰まる対局の行方は? “頭脳の格闘技”の奥深さに魅入られた人々の興奮と苦悩をこのうえなく切実なタッチで写し取り、映画化もされた珠玉作。

【著者紹介】
フレッド・ウェイツキン : 1943年、アメリカ、マサチューセッツ州ケンブリッジ生まれ。趣味のビッグゲーム・フィッシング(スポーツとして大型の魚を狙う釣り)の知識を生かしてThe New York Times、Forbes、The New York Times book Review、Sunday Magazine、New York、Esquire、Sports Illustratedなどの雑誌へ主としてスポーツライターとして取材記事やエッセイ等を寄稿するなかで、息子ジョシュアとチェスについて書いた記事が注目を浴び、1988年にSearching for Bobby Fischerの出版に至る

若島正 : 1952年、京都府生まれ。京都大学大学院文学研究科教授(英米文学)。詰将棋、チェス・プロブレム作家としても知られる。97年、国際チェス連盟(FIDE)が認定する「プロブレム解答国際マスター」(IM)の称号を獲得(日本人では初)。著書に『乱視読者の英米短篇講義』(研究社、読売文学賞受賞)、ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たまきら

    先日ボビー・フィッシャーの映画を見た。奇人・変人だらけのエキセントリックなチェス界内でも特に異彩を放ったこの「天才」。けれどもこちらの神童はフィッシャーが持てなかったものを持っている。それは戸惑いながらも常に息子を支える父親だ。彼らが出会うチェス界の人々の描写は悲喜こもごもだが、彼の息子が見せる人間性に父親が誇りを持っていることがわかり安堵する。そして後書きでこの神童の社会人としての成功を知り、自分も安堵した。

  • デビっちん

    類稀なチェスの才能を持つ子どもの成長と、その才能を伸ばすべく奮闘する父親目線の本です。チェスが話の中心ではありますが、国際的なチェスの舞台となる各国の政治情勢の考察は読み物としてとても面白いです。同名のタイトルで映画化もされている本です。『習得への情熱』と併せて読むと、父親の教育が子供にどう受け取られているかがわかると思いました。

  • Yuichiro Komiya

    時はフィッシャーの世界戦から十数年後、チェスの天才の男の子と、著者であるその父親との話。父親は男の子のチェスの才能に歓喜し子供に教師をつけるが、チェスの練習をさせるのが本当に子供のためになるのか単なる自分の見栄や自己満足のためではないのかと悩むことになる。各地の少年棋士達との対戦、フィッシャー時代に活躍していたグランドマスター達との対戦や交流など、チェスを知らなくても引き込まれる。後半の、主人公最大のライバルとの対局は胸が熱くなった。

  • garth

    「お父さんからかなりのプレッシャーを受けていたみたいで、かわいそうにといつも思っていたよ。ひょっとしたらチェスがそんなに好きではないのかな、って思ったことを覚えてる」この言葉、重いなあ。

  • ゆき

    思ったのと違った。チェスを指すのでなんとなく読んでみたいと思ったのですが、なんだか私が求めていたのではなかった。

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