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バンクーバー朝日 文芸社文庫

フルモトテッド・Y

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784286154398
ISBN 10 : 4286154394
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

100年前のカナダに、伝説の日系人野球チームがあった。その名は「バンクーバー朝日」。過酷な労働と貧困、苛烈な人種差別に苦しむ日系人にとって、彼らは唯一の希望の光だった。日系人排斥暴動をのりこえて力をつけ、あくまでもフェアープレーを貫きとおす選手たちの情熱は、徐々に白人たちの心も動かしてゆくのだが…。カナダNo.1になるまでの実話を描く感動のストーリー。

【著者紹介】
テッド・Y.フルモト : 1948年東京生まれ。学習院大学法学部卒業。株式会社日立製作所に勤務し、2002年に独立。企業経営のかたわら、「バンクーバー朝日」の研究、執筆を精力的に進める。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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映画化に伴い、西山繭子さんの「バンクーバ...

投稿日:2014/12/17 (水)

映画化に伴い、西山繭子さんの「バンクーバーの朝日」と同時購入。まずはこちらを一読。カナダにもこんな移民の歴史があったことに驚きを覚えました。映画がどれだけ原作に沿ったものか気になるところですが、読みやすい文章なので中高生等若い世代の方にも読んでほしい本です。

ゼンチャン さん | 千葉県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゴンゾウ@新潮部

    日本人の誇りとは何かを再認識させられた。故郷を遠く離れ人種差別や偏見にあいながら日本人の誇りを胸に耐え抜いた日系移民の苦労がしのばれる。知恵と工夫でスモールベースボールを体現しリーグの頂点に立ったバンクーバー朝日にアッパレ!

  • s-kozy

    映画を見るつもりなので読んでみました。1914〜1941にカナダはバンクーバーに実在した日系人野球チームのお話(純血のチームだったのは初めの10年余り)。史実に基づいたフィクションだそうです。人種差別を乗り越えて日本人らしさを貫きながら勇ましく戦い抜く朝日の物語は確かに面白く、映画は楽しみです。ただ、文章があまり上手ではなかったり、展開が平凡、描写も緻密さに欠け(二塁に盗塁したランナーがなぜか一塁にまだいる場面もあるほど)、小説としては残念な出来映えでございました。すみません、物語はいいですよ。

  • かしこ

    【図書館本】映画をまだ観てません。早く観たいという気持ちを抑えながら読み進めていきました。思わず、泣いてしまいました。実際にあった話なんですよね。私自身は野球に詳しくはありません。でも、日本人という意識を異国の地でもっていた人がいるということを忘れずにいきたいし、日本人とは何かを心の片隅にでももっているべきかなと思います。

  • りょう君

    1900年前後の明治日本は、国家も国民も貧しかった。明治維新が終わったとは言え、日露戦争の前で日本はまだまだ農業国で農民はその日暮らしだった。そんな日本国内の農民の多くは海外の豊かな暮らしを夢見て、移民となった。カナダに渡った彼らは必死に働けど、白人から差別を受け、安い賃金で労働した。その2世たちは「イエロージャップ」と叫ばれようと、働きながら緻密な野球を武士道魂でセミプロとして白人チームと闘った。時代は日露戦争を日本が勝利し、第一次世界大戦が始まっていた。時代背景を語っただけで制限を超えた(涙)

  • 翔ちゃん

    映画公開間近なので読んで見ました。移民としての苦労、戦争で失われたもの…、野球を通して日本人が残したもの…。史実として知ることは、今を生きる自分に必要な事だと感じます。映画も観てみたいと思います。

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