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ISBN 10 : 4588420097
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ドイツの東洋美術史学者が1925年に刊行した能面研究の大著。ヨーロッパはもとより、当時の日本における研究水準を質量ともに超える内容によって、野上豊一郎をはじめとする日本の研究者にも大きな刺激を与えた。
【著者紹介】
フリードリヒ・ペルツィンスキー : 1877‐1962?ドイツの東洋美術史研究の先駆者。1877年ベルリンに生まれる。書籍商として働きつつ美術史を学び、日本美術に関する書物や論説を執筆。1905〜06年ブレーメン美術館の委嘱で来日し、浮世絵版画を収集、能面も調査。以後、面打ち芸術史の研究を精力的に進め、1924年、ハンブルク大学フローレンツ教授に博士論文「日本の仮面―能と狂言」を提出し学位を取得。翌年ヴァルター・デ・グリューター社より出版。世界大恐慌以後は世間から忘れ去られ、北伊・南仏・西領マジョルカ島を経て、1942年にはブエノス・アイレスに移住していた。1957年9月、出版社宛の手紙に八十歳の誕生日を迎えたとあるが、1962年12月の同社宛の手紙を最後にその後の消息は不明
吉田次郎 : 1916‐2007。ドイツ語・ドイツ文学者。京都大学名誉教授。1916(明治43)年京都府に生まれる。旧制三高から京都帝大文学部独文専攻に進み、1935年日大予科独語教師(在職中兵役)を経て、戦後、旧制甲南高校教諭。1949年から京大教養部助教授・教授を歴任。1973年退職後、関西学院大文学部教授に就任。その後、龍谷大・京都薬科大でも教鞭を執る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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