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ISBN 10 : 4336035873
Content Description
綱渡り術の通信講座や怪しげな特効薬など、兄メイナスが次々に考案するイカサマ商売の顛末は…。奇想小説「第三の警官」で知られるアイルランド文学の異才フラン・オブライエンの「真面目なファルス」小説。
【著者紹介】
フラン・オブライエン : 1911年、アイルランド北部のディロウン州で生まれる。本名ブライアン・オノーラン。ダブリンのユニヴァーシティ・カレッジを卒業後、ダブリン市公務員として働きながら、実験的長篇小説『スウィム・トゥー・バーズにて』を完成、1939年に出版、ベケット、ジョイスらに高く評価された。しかし、死者の世界を描いた第二作『第三の警官』は出版社から拒否され、公表を断念。一方、マイルズ・ナ・ゴパリーンの筆名で新聞に執筆したコラムは、痛烈な諷刺とユーモアで人気を博し、20年以上つづく長期連載となる。1960年代に入って再刊された第一作の反響に力を得て、『ハードライフ』(61)、『ドーキー古文書』(64)を発表し、1966年のエイプリル・フールに死去。翌年、長く筐底に秘められていた『第三の警官』が出版されると、20世紀文学の前衛的方法とアイルランド的奇想とユーモアが絶妙にからみあった傑作として絶賛を浴びた
大沢正佳 : 1928年生まれ。主な著書に『ジョイスのための長い通夜』(青土社)、訳書にフラン・オブライエン『第三の警官』などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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三柴ゆよし
読了日:2011/07/11
おおた
読了日:2014/02/10
zumi
読了日:2014/02/26
m_s_t_y
読了日:2015/05/10
ベック
読了日:2005/03/05
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