フランチェスカ・スコッティ

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亀たちの時間

フランチェスカ・スコッティ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784768459812
ISBN 10 : 4768459811
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

イタリアと日本に拠点を置く女性作家の短編小説集。全体を貫くテーマは「別離」。家族、恋人、友人など、さまざまな関係が終わりを迎える瞬間を、時に幻想的に、時にリアルに描きだす。15の物語がわずか数ページのうちに展開され、読者に強烈な余韻を残す。

【著者紹介】
フランチェスカ・スコッティ : 1981年、ミラノ生まれ。ミラノ音楽院卒業。法学で学士号を取得。2011年、短編集Qualcosa di simile(『なにか似たようなこと』)でRenato Fucini賞を受賞、作家デビューを果たす。2011年から24年まで日本とイタリアで生活する。映画の脚本、ポッドキャストのホスト、音楽プロジェクトのインタヴュアーなど、領域横断的な活動を展開している

北代美和子 : 1953年、東京生まれ。翻訳家。上智大学大学院外国語学研究科言語学専攻修士課程修了。日本通訳翻訳学会元会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • かもめ通信

    友人、親子、夫婦、恋人…収録されている15篇のいずれにも様々な別離が描かれているのだが、海と空の境とか、夢と現実の狭間とか、日本とイタリアの違いとか、登場人物と作家、あるいは読者との距離感とか……いろいろなものが溶け合って、読み進めているうちに曖昧になっていくものがある一方で、文字で描き出された一つ一つのシーンが忘れがたいほど鮮明で。 ちょっぴりさびしい気分のときに。自分で自分を抱きしめてあげたくなるような夜にお薦めの1冊。

  • くさてる

    短編集。日本に滞在歴のあったイタリア人作家、ということで日本が舞台になっている話もあるけれど、それはメインでない。どこがどうというわけでもなく、静かに訪れる別離や悪意、ちょっとした悲劇、さみしさが装丁の写真のように寄せては返してくる、そんな読後感だった。

  • ねむ

    不思議な読後感の短編集。静かで、美しく、切ない。イタリア人の作家だが、日本にも長く住んだということで、日本が舞台になったり日本人が出てくる話も多い。それがまた、ズブズブの日本人の私からすると少し不思議な距離感で面白かった。大体は死や別れがテーマ。その痛みを真綿にくるんだような、ふわっと差し出されるような感じ。鋭い痛みを感じているときに読むと、また感じ方が変わりそう。

  • アヴォカド

    本屋さんで見かけて手に取った。思いがけない掘り出し物だった。

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