フランス歌曲の珠玉 深い理解と演奏のために

目次 : 〜“内なる歌”　詩と音楽の融合 / ベルリオーズから現代作曲家まで25人52曲の傑作群−演奏解釈の指針。〜 / 【芸術アカデミールネ・デュメスニル賞（2004年）】言葉と音楽の関係の根源について / 一般的な概観を述べた後、フランス歌曲のレパートリーから52曲を厳選し、 / その各々にオリジナルの詩、譜例、確かな指導目標を示しながら的確に論じる。 / ■【目次】 / 日本語版への序　（フランソワ・ル・ルー） / はじめに　（ロマン・レイナルディ／フランソワ・ル・ルー） / 序 / 【1】聴く、知る、演奏する / 聴く・・・音から語へ／語から音楽へ／他のものを聴く／・・・ほか / 知る・・・ロマンスからメロディへ／高踏派から象徴派へ／・・・ほか / 演奏する・・・どんな歌手のために？／男性か女性か？／・・・ほか / 【2】理解と演奏 / ジョルジュ・オーリック　　小さな森 / エクトール・ベルリオーズ　　墓地にて / シャルル・ボルド　　　古き調べによせて / エマヌエル・シャブリエ　　薔薇色の豚の牧歌／きみの青い目 / エルネスト・ショーソン　　甘き歌／不幸の騎士　　　・・・ほか / ［著者］フランソワ・ル・ルー／ロマン・レイナルディ / ［訳者］美山節子／山田兼士

【著者紹介】
フランソワ・ル・ルー : フランスのバリトン歌手。コンサートやオペラ、ディスクにおいて、主にフランス音楽のレパートリーで活躍。ドビュッシーのオペラ『ペレアスとメリザンド』では、最初ペレアス役、後にゴロー役で脚光を浴びる。フランス歌曲の演奏解釈における第一人者、世界的権威

ロマン・レイナルディ : フランス・プレス社のジャーナリスト

美山節子 : 声楽家。大阪芸術大学教授。フランス歌曲を中心に演奏活動を行う

山田兼士 : フランス文学者・詩評論家。大阪芸術大学教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）